要にして簡(2024/02/06)
要にして簡。わが恩師はそう評した。なんのことはない。私のLINEについて言っているのだ。個人的にLINEは必要最低限の情報で送りたい。手紙、メール、LINE。文章による情報伝達は高速かつ簡素の方向に進んできた。というのに、一部の人間はそこに感情や礼儀を求める。ごく一部のような気がするが、最近の若者は句点をつけると怒っているという感情を読み取る。いわゆるマルハラというらしい。丸の有無で感情を読み取る。
そこまででなくても、絵文字や関西弁などをつけるのは多くの人がやっている。見にくいし、読みにくい。打つのも正直面倒なはずだ。1往復くらいならまだ良い。日程など何かを決めるときに、何往復もLINEをして、そこに無駄な情報がたくさん入っているのは、正直どうかと思う。
まあ、相手にのやり方に文句をつけるようなことはしないのだが、たまに私の簡素なLINEに常識がない、礼儀がなってないと言う人間がいるのだ。しかし、LINEの返し方に礼儀を求めるなら、自分の文章に句読点くらいはつけてもらいたいものだ。そして、長く要点を得ない連絡は相手の時間を奪っているという考えは頭に入れておいてほしい。愚痴になってしまった。
まあ、そういう人がいるものだから、恩師の言葉は余計響いた。要にして簡。正しくは、簡にして要を得る、らしい。しかし、要点に絞った結果、簡素になるという方がしっくりくる。
もちろん、LINEには感情を一切のせないので、その会話で仲良くなることなんてないのだけれど、それは実際会って話して、そこで仲良くなれば良い。感情を求めるなら、実際に会うという情報の多いフィールドでやってほしいものだ。
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