見出し画像

第7話:「消えた日々とともに」

私には、小さい頃に撮った父との写真がある。あの日、父と一緒に遊園地へ行ったとき、私はとても幸せそうだった。しかし、今振り返ると、その日が父と過ごした最後の日だったことを、私はその時は知る由もなかった。

ここから先は

230字
✅ 短編だからサクッと読める & じんわり心に響く 1話ずつ短くまとまっているので、通勤時間や寝る前のひとときにぴったり。読み終わったあと、じんわりと余韻が残ります。

人生写真

300円

写真は、瞬間を切り取るもの。けれど、本当に大切なものほど、写真には残らないのかもしれない。 このマガジンでは、"写真に撮れなかった" け…

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?