alma linuxにTigerVNCを入れて動かした
VirtualBox上に建てた仮想環境でAlma Linuxを動かしてサーバを構築している途中。
そのAlma LinuxにVNCサーバを入れることで、リモートからGUI環境で作業できるようになる。環境は以下のような感じ。
$ cat /etc/redhat-release
AlmaLinux release 8.5 (Arctic Sphynx)
# dnf info tigervnc-server
名前 : tigervnc-server
バージョン : 1.11.0
リリース : 10.el8_5
まずdnfからTigerVNCをインストール。
https://wiki.archlinux.jp/index.php/TigerVNC
ArchLinuxのwiki等を参考にして設定ファイルをいじる。
# /etc/systemd/system/vncserver@:1.service
[Service]
Type=forking
User=almaa
PAMName=login
PIDFile=/home/almaa/.vnc/%H:%i.pid
ExecStart=/usr/libexec/vncsession-start %i
これで'systemctl daemon-reload', 'systemctl start vncserver@:1.service'を行いサーバを起動するもうまく行かない。
(ちなみにUser=almaaの行は不要らしいので後で削除した)
systemctl statusで様子を見てみると、"Can't open PID file ... "というエラーが発生している。以下のサイトを参考にして、設定ファイルのTypeを
"forking" -> "simple"に変更したところ解消した。
もう一度systemctl statusを見てみるとやっぱりfailedとなっている。"No user configured for display :1"が原因のようだ。
少し調べたところ、(自分の環境では)/etc/tigervnc/vncserver.usersにディスプレイ番号とユーザ名の紐付けを記述すればいいようだ。
# /etc/tigervnc/vncserver.users
(前略)
:1=almaa
このように記述してsystemctl restartを行ったところ、VNCクライアントから接続できるようになった。