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昨日見た夢 その18

高校生の頃、深層心理に興味を持ち2年半ほど夢日記をつけていました。よくそんなに細部まで夢の内容を覚えているね、と言われるのは、その時のトレーニングの賜物ではないかと思っています。心理学、夢判断に詳しい方がいらしたら、ぜひ分析をコメント欄に投稿していただけますようお願いします♥

今回の夢には、知り合いの建築家Sさんが登場。ミドリフグ=汽水という海水でも淡水でもないあいまいなところでふわふわ生きている人 という意味?


【昨日見た夢】

ブリュッセルのグランプラスにいる。
広場には浴槽が10×6個くらい隙間なく並べられていて、私も含め老若男女がひとり1つ浴槽に入っている。

お湯は透明で胸元くらいまで。ぬるくなると手を挙げるルールらしい。手が挙がると、ギルドハウスの屋根の上で待機しているスナイパーがBathBombを浴槽に打ち込み、勢いよく泡が立つのを周囲の人たちも一緒になって喜んでいる。

あんなに勢いよく打ち込まれたら身体に当たって痛いだろうし、泡立ったお湯から出た後に身体をお湯で洗い流す設備がないから、そのままバスタオルで拭いて服を着るのは嫌なので、私は手を挙げないでおこうと思う。

次の場面は港。20人くらいと一緒に埠頭に立って船を待っている。知っているのはミドルスクールの頃の娘たちと、Sさんだけで、後は知らない人たち。
グレーの大きな箱を積んだ小型船が、私たちの方へ向かってくる。船首にモニターが付いていて、アメリカのニュース番組のキャスター的な黒人女性が、
「みなさんの頑張りをドーナツで称えます。おめでとう!」
と言う映像が繰り返し流れている。

箱が引き上げられると、みな我先にとドーナツを取りに行く。私も娘たちとSさんと箱のところに行くが、べしゃっとしたアメリカンなリングドーナツで、全く食欲をそそられない。
Sさんがひとつ手に取り、
「O型はダメなんだよ。O型ではローカルならではの躍動感が活かされない」
と、残念そうに言うので、
「O型ではなくU型ですよね。あえて完成しない形で現地に託すことが大事」
と、以前Sさんから教えてもらった話をつなぐと、
「そうそう!U型が大事」
と大きく頷く。
「ぴえこさんはミドリフグのようなのに、大事なことはちゃんと覚えているんだねえ」
と微妙なことをポジティブな口調で言われる。

埠頭から内陸に向かって続く小道を通り、駅から列車に乗らなくてはいけないらしく、人々が移動し始める。
Sさんはドーナツを持ったまま
「じゃあ、僕はここで。例のスモールハウスがコンゴで3万棟売れたので、現地でやらなくちゃいけないことがあるんです」
と、ドーナツを運んできた船に乗ろうとする。
「そうなんですね。じゃあ、今後はケニアよりコンゴが長くなるんですか?」
と聞く私に指を鳴らし、
「はい、今後はコンゴです。うひゃひゃ。ぴえこさんのオヤジギャグ冴えてるねえ」
と大うけしているが、別にダジャレのつもりは全くなかったし、Sさんの反応がいつもの温厚でスマートな感じと違うので、むしろSさんのオヤジ化の方が心配になる。

皆を追って小道へ向かうが、ミドルスクールくらいだった娘たちが4~5歳くらいに小さくなっていて、次女が
「疲れたから歩きたくない」
と言い出す。

甘えているだけだから数メートル抱っこしてあげれば気が済むだろうと思い、抱き上げると、彼女の持っていた食べかけのドーナツが、私の首元からシャツの中に落ちてしまう。

やわらかくモロモロとした感触が気持ち悪いのですぐに取り除きたいが、急がないと列車が出発してしまうかもしれない。

何とかこのまま駅まで我慢するか、横を無言で一緒に歩いている長女に頼んで、歩きながら取ってもらうか、どうしよう、と思っているところで目が覚めた。


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