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渋谷Ciftへお引っ越し当日

そんなこんなでお引っ越し当日がやってきました。

成人後の引っ越し回数が2桁という流浪の民ですが、やはり毎回違うし、いつも前回より歳を取っている分、疲れます。

今回は週末に決行することが第一条件だったので、その中でも一番引っ越し代がお安い(と詳しい方に教えてもらった)日曜日の午後イチで。まあ、以前の家族4人海外引越し時代の異常な荷物量と比べたら、ほんと可愛いもので、2時間もかからず目黒でトラックに積み込み完了。引っ越しトラックにお客さんを載せてはいけない決まり(なぜかわからないけど、どこもそう)なので、私は電車で渋谷に移動します。

目黒の前は田町だったし、その前は目黒、さらに前は広尾、高輪、白金台、渋谷とやたら近距離で引っ越しし、また渋谷に戻ってくるというのもやっぱりご縁なのかもしれません。

私の方が引っ越し屋さんより先に渋谷に着き、朝早くからバタバタしていたので、さすがにどっと疲れが出てきました。コモンズでは13Fの長屋仲間、否、Ciftの家族が仕事したり、ソファに寝そべりつつ子供と遊んだり。やっぱりこういうの良いな。私、きっとここでいろいろ踏み出せそう。

そんなことを思いつつ、とにかく眠くてペタっと座っていたら、テラスのプランターで育った緑のトマトを握りしめ遊んでいた保育園児兼Ciftの先輩が、てけてけ、と近づいてきて、マトリョーショカを見せてくれました。人見知り0%。たくさんの人の中で育っている子供ならではの安定感です。

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「ここ、面白いですね。ドアとかみんな開けっ放しなんですね。最近シェアハウスの引っ越しは何度かしましたが、こういうのは初めて見ました」

というコメントを残して引っ越し業者さんが撤収した後、段ボールと格闘している私を「ハロー。ご飯できたよ~」とあんじゅちゃんが呼びに来てくれて、2種のカレー、2種のご飯とサラダでお夕飯。ちなみに今日は複数で食卓を囲んでいるけど、新型コロナウィルス感染防止のため、3月くらいから普段はできるだけ集わない形で生活しているそうです。

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Social Distancing拡張家族。

産まれた時から一緒に生活してきた親子や兄弟ではないCiftメンバーたちが、拡張家族としての関係を築くために物理的に近い形で日々を過ごすことをフル活用できないのが、今の状況。でもそれは、また新しい在り方へと進化できる、まさに実験的な体験なのだと思います。


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