昨日見た夢 その2
高校生の頃、深層心理に興味を持ち2年半ほど夢日記をつけていました。よくそんなに細部まで夢の内容を覚えているね、と言われるのは、その時のトレーニングの賜物ではないかと思っています。心理学、夢判断に詳しい方がいらしたら、ぜひ分析をコメント欄に投稿していただけますようお願いします♥
【昨日見た夢】
平原の一軒家に住んでいる設定。
家の後ろ側のウッドデッキが泥で汚れていて、私は水を流しながら掃除している。脇には子供の頃の飼い犬のポンちゃんがいる。
気が付いたらもう日が暮れかかっていて、私は
「大変!急がないと狼たちがやってきてしまう」
と焦る。
家の前方に回ると、そこのパティオの床に、つるんとした黒い毛のカワウソのような生き物が30匹くらいいる。一匹一匹家の中に避難させようとするが、その生き物の足が吸盤のように床に貼り付いているので、急いでも全然はかどらない。
その間にも日がどんどん暮れて、あたりが暗くなってくる。
やっとカワウソ的な生き物を全員家の中に避難させ、パティオのテーブルの上にいるハムスターをとりあえずパーカのポケットに入れて、
「そうだ!ポンちゃんがまだ裏にいる!」
とまた家の裏に行くと、もう狼が4頭平原の向こうからこちらに向かってくるのが見える。
さっきまで居た場所にポンちゃんの姿が見えず、あたりを探すと、ウッドデッキの下に潜り込んで震えているのを発見。私も下にもぐり、彼女を抱きかかえて鍵が開いている家の表まで回って避難するだけの時間はどう考えてもなさそうだけど、ポンちゃんを見捨てるわけにはいかないので、デッキから飛び降り、ポンちゃんを抱きかかえて外に出ると、目の前に白い狼たちが並んで立っている。
さっきまでは怖かったのに不思議と恐怖は感じず、狼たちに
「私がいつも狼の凛々しさをリスペクトしてきたのは知ってるでしょ。あなたたちの話はゆっくり聞くから、まずこの子は家の中に入れさせて」
と話しかけ、そのまま背を向けて家の表に向かう。
刺さるような視線を背中に感じるが、なぜか襲われないという確信が沸き上がってきて怖くはない。もうあたりは真っ暗で、パティオの明かりがすごくまぶしい。
「わかった。この明かりがまぶしすぎるから、狼たちはもっとワット数の低い電球にしてと伝えたいに違いない」
と思い当たるが、明かりは高いところにあるから、私には届かないことも知っている。抱きかかえているポンちゃんが目を閉じている。
「ああ、この子もまぶしすぎると思っているんだなあ。こんなにまぶしく照らす意味なんてないのに」
と思いながら玄関に向かう途中で目が覚めた。