目標について考えたので備忘録
昨日の韓国語レッスンで先生から今年の目標を聞かれ、「去年は大掃除一生懸命したけど今年はオモク(連珠)を一生懸命練習したい。今年久しぶりに世界大会があるから」と答えた。改めて口に出すと何か引っ掛かりがあって、ぼんやり一人でその後考えてたのだが、世界戦というのを口に出すと、自分にとっては手がかりのない、なんというか、実感を伴わない名目上のものに既になってることに気づいた。WTを取りたいか、と考えたら、別にそんなに欲しいものではなかった。勿論強い海外選手と対戦はしたい、そのことを想像するとちゃんと身体が反応するくらい欲しているのがわかる。でも大会での結果というのは目標として聞こえがいいから言ってただけに過ぎないことに気づいてしまった。結果を欲しいのか。じゃあそれが手に入ったら満足なのか。終えられるのか。心にちゃんと聞くとノーだった。
自分はモチベーションを失ってしまったのだろうか。いや、昨年末の中段戦で、ここが(対局場が)私の居場所だ、と強く思ったし強い執着を感じた。じゃあなにを目指してるんだろう。どうなりたいんだろう。
できなかったことができるようになったり、その逆もあったり、わからなかったことがわかるようになったり、これまで見えなかった手が見えるようになったり、またその逆もあったり、その繰り返しが好きだ。そして練習している以上それらが尽きることはない。私は変化が好きなんだろう。
去年やたらDIYをやっていたのも、変わりたかったからだ。リノベーションそのものか変わることだし、やることによって体調やメンタルも変化させていくことができた。そう考えると自分の行動に辻褄が合う。
日々変化を感じられること、自分を変えること。それが目的になれば、連珠でモチベーションが尽きることはないだろう。具体的に欲しいものが見えない時でも持続する原動力になるだろう。たとえ大会がなくても対局ができなくても、日々の練習から何か得るものを感じることができるだろう。昨日の自分と向き合えば、何かしらを克服していくたびに喜びを感じられるだろう。プロゲーマーの梅原大吾さんもこんなようなことを言ってた気がする。ああやっと腹落ちした……
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