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ウォルナットの端材でダイスカップ作り

スツール作りに精を出そうと思った矢先、思いつきでバックギャモンのダイスカップを作ってみた。納期もクライアントもいないから、気の向くままにできるのがDIYの良きところ。気の向くままにって木の無垢ままに、にも変換できてオモロいね。

この春実家に帰省した折に、近所の岡崎製材さんに行ってウォルナットの端材を仕入れてきた。

これでマーキングゲージを作ろうと思ったのだけど、まだ余るのでテキトーに切って以前から作りたかったダイスカップにすることにした。といってもかなり思いつきで作業の合間にしていたので、途中の工程もほとんど写真に撮ってない。小物は切るのがめっちゃ難しくて、ガタガタの箱になって嫌になってたりもした。

カットに失敗して隙間だらけ

目立たなかったクラスのあの子。実はイケメンだった…!

どうでもいい子だったこの子が、俄然お気に入りの子に変貌したのがオイル塗装後だ。

これが
こうなった

終末DIY先生の動画をせっせと見て影響受けている私は、最近オイル塗装にハマっていて、とはいってもこれまで杉とかヒノキとか安い針葉樹しか扱ってなかったから、広葉樹の激変ぷりにびっくりした。ウォルナットがなんで人気があるか初めてわかったよ。こりゃモテるわ…!灰色にくすんだ目立たない子が、オイルしたとたんキラキラと内側から木目の高級感を放ってくる!このギャップ萌え半端ない。

え、、これがあの子…?

テキトーに作業したことを後悔しながら、これからでもまだなんとかならないかとせっせとやすりをかけまくった。なんとか平らに見えるぐらいにできたかな…このぐらいの歪みは味だよね、ってところまでやすった(幸せな時間)。

底板はタモ 足りなくて違う部材を使ったけどかえってアクセントになった


こんなことなら木口を見せない45度斜めカットからの「留め継ぎ」に挑戦すればよかった…と思っても後の祭り。せっかくキレイな斜めに向かった木目ができているのに、活かせなかった。だってこんなイケメンだなんて知らなかったんだもん…

試作品ということで。

塗装ジプシーからの開放

私は木のダイスカップのカラカラと鳴る音が大好きで、でもなかなかそういったものに出会えない。というか市場にあまりダイスカップ自体がない。あってもめっちゃ高い。だからダイスカップ自作できたら最高だと思った。自分の本職(ボードゲーム業界にいる)と趣味のDIYを繋げることができた!

広葉樹の端材は好きだけど、何に使えばいいかわからなかったけど、新たな活用法が見つかった。そして塗装ジプシーからも開放された。良い木をクリア(無色)で塗装する、これだけで十分じゃないか。ウォルナット本物の木目の美しいこと。ウォルナット色の塗料とは比べ物にならない。どの色がいいか悩むよりも、本来の色を丁寧な仕上げで引き立たせる技術を磨きたい。

音はこんな感じ。このボードもDIYで作った。

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