全てをやさしく受けとり、包み込む。 #わたしとPIECES
こんにちは。PIECESメイト(マンスリーサポーター)の下山俊一です。
PIECESを設立の頃から応援しています。
普段子どもと関わりのない自分が、どうしてPIECESと関わっているのか、お伝えしたくてこのnoteを書いています。
投資から寄付へ
日頃は不動産鑑定士という士業をやっています。団塊ジュニア世代です。
実はPIECESのほかにも、いろいろなNPOの寄付サポーターをしています。
もともと投資信託などで企業に投資していました。その中で、「個人のお金の使い方次第で社会は変わっていく」ことを意識するようになったのが、寄付を始めたきっかけです。
今では、子どもや国際協力などの分野で8つの非営利団体に寄付しながら、ブログでも発信しています。
PIECESとの出会い
そんな私が、PIECESを知ったのは2016年のこと。
ある勉強会で、理事の斎さんと偶然知り合い、それがきっかけで設立パーティに参加しました。
初めて小澤いぶきさんの話を聞いた時、直感的に「他の団体とは目指している場所が本質的に違うかも?」と強いワクワク感を感じたのを覚えています。(その直感は的中しました!)
それからというもの、イベントに通い、マンスリーサポーターになり、いつしかPIECESのことをまわりに宣伝するようになりました。去年には、イベントに登壇もさせて頂き、とても貴重な経験でした。
PIECESに惹かれる理由
私はC for Cプログラムなどは未経験で、あくまで外からPIECESを応援しているひとりです。
なのに何故そんなにPIECESに惹かれるのか?
思い返すと、ひとつは、PIECESが活動の先に見ている景色への共感、もうひとつは、PIECESの「場」としての魅力だと思います。
市民性醸成というアプローチ
こんな関係性が子どものまわりにあふれる社会を想像してみてください。
・子どもが安心して誰かにたよることができる。ありのままの自分を尊重され、同時に相手のことも尊重できる。
・多様な大人との関わりの中で自分の中にある可能性に気づき、本当に好きなことを見つけられる。
・支援する側、される側、ではなく、大人も子どもとの関わりの中で自己と向き合い、学び、成長できる。
PIECESは、市民を育くみ、意識を高めることを通じて、従来の行政や専門機関だけでなく、地域の多様な大人が日常の中で子どもと関わる当事者となり、こんな「優しい間」を広げる社会をつくろうとしています。
子どもを取り巻くさまざまな問題の根っこにある「孤立」を生まないために、地域の中に「市民性」という見えない社会インフラを根付かせようとしているのが、PIECESの新しさ、独創性です。
そして、PIECESのアプローチは、きっと、子どもだけではなく、大人や、マイノリティーといわれる人たちも含めた、社会的孤立の問題全体に当てはまる普遍性を持っていると感じています。
だから、PIECESに共感しているし、PIECESの活動が広がってほしいんです。
やさしさ、温かさ、寛容さ
もう一つ、PIECESという「場」から伝わる空気感が好きです。
社会的な課題に対峙するには、「この社会の不条理とたたかう!」的な強い姿勢も必要かもしれません。でも、それは時にネガティブさや悲壮感を連想させ、外からは「ちょっとついていけないかも・・・」と感じることもあります。
PIECESの目指すゴールはとても大きいですが、そういった激しさや重さは(いい意味で)感じません。PIECESの人たちと接していると、「全てをやさしく受けとり、包み込む」ような、寛容で、温かい雰囲気が伝わってくるんです。
それは、PIECESの、相手のありのままを大切にするという価値観の現れかもしれませんし、何より、いぶきさんの人柄や、メンバー、プロボノのみなさん、PIECESに集う人たちの空気感でもあります。
PIECESそのものが「優しい間」を感じられる場なのが、とても好きです。
寄付で関われて感謝
PIECESのサポーターになって、多くの気づきをもらっています。虐待や子どもの貧困などの問題に対する見方が変わっただけでなく、日常の人との接し方や、発信するスタンスも、より丁寧になった気がします。
寄付は、お金を託し役立ててもらうだけでなく、こんな風に、寄付者の価値観や生き方にもさまざまないい影響を与えてくれるものだと思います。
だから、PIECESには、寄付で関わらせてもらってありがとう、と言いたいです。
伴走する仲間の輪が広がるよう願っています。
下山俊一
🎈ともに活動をひろげるPIECESメイト募集🎈
子どもたちが生きる地域に、信頼できる市民を増やしたい。
皆さまの寄付が、市民に学びを広げ、子どもたちの力になります。ぜひ活動を応援してください!#ひろがれPIECES