日記:夏ナツなつ子
大学のお祭り当日。芸術祭当日。
私がぐっすりしている間に額縁が落下してしまったらしい。大学に行ってそれを直していたら仲間たちにたくさん会えて、イベントらしさを感じた。なんか若々しい空気だった。
しかし暑すぎて屋台でつまみ食いするのが限界だった。満場一致の「一旦帰ろう」で、若々しい空気の大学を後にした。
近くのOKで夏を買った。
トマト〜、きゅうり〜、スイカ〜、みょうが〜、大葉〜、&つけ麺。
私の家の、物がへばりつくフライパンで麺を茹でたらやっぱり麺がへばりついておもしろかった。(早く買い替えるべき)
季節の食べ物ってほんとに美味しい。
去年冷や汁を初めて自分で作ってみたら本当に美味しくて、今年もやりたいと思っている。
ご飯を食べて、再び大学に向かった。
キャンパスで花火が上がるので見にいくのだ。
「雨だけどやるかな?」
「往復でけっこうかかるよね」
などという行かなくていいんじゃねワードを無視し、2人を連れて向かった。開始ギリギリに到着したバスから、3人で小走りした。
煙の匂いがする。
大きくて明るくて思わず声が出る。
近すぎて花火の欠片が落ちてきそうだ。
確かに夏の実感がした。
写真・文字:たなべゆいー!