【日本 最西端の秘境!】飛鳥時代から変わらない景色を一望できる白嶽とは⁉
「白嶽」とかいて「しらたけ」と読みます。
コロナ禍の中、アウトドアブームに伴い、登山する人が増加している昨今。
人気の絶景スポットよりも、せっかくなら珍しい山に登りたい!
そんなあなたに、日本最西端の離島、対馬でしか味わえない時を超える登山の旅をお届け!🏔
白嶽山ってどんな山?
今回紹介する山は、長崎県対馬市にそびえる「白嶽山」。
古より自然信仰だった対馬は、山にも神様が宿るとされ、
白嶽山は神聖な場所とされていた。頂上では雨乞いをする儀式なども行われていたそうです。また、珍しい植物・固有種も数多く残っています。歴史好き、植物好きは必見!
基本データ
標高▶518m。
時間▶往復4時間半。
(白嶽登山口(第一駐車場)~山頂までの所要時間。休憩含めた場合)
装備▶スニーカーもOK(滑らない厚底靴が◎)
動きやすい服装(登っていたら暑くなるので、羽織れる服が◎)
帽子、水筒、タオル、虫除けスプレー
登ってみた!(2022年3月24日)
10:20 登山スタート
登山口には、竹でできた杖を発見。どこかの白嶽ファンの人が親切に置いてくれたみたいだ。こちらは無料で借りれるので、左右で2本持っていきましょう。傾斜を登るときにバランスをとるためだ。杖があるのとないのでは、体力の消耗が全然違ってくる。
11:30 鳥居
鳥居より先は、崇高な場所であったため、かつては禊をした人のみが出入りできたのだそう。
加えて、汚らわしいものはNGのため、道中トイレはしてはいけなかったり、生理中の女性は頂上まで登れないという噂もある。
12:15 岩のテラス
平たく開けた場所に到着。ここで長期休憩や、昼食時間をとると良いでしょう。頂上まではあと一息。
13:05 最後の難関、絶壁の岩山
まるでロッククライミングをしているかのような気分。
命綱はないが、慎重に登れば問題ありません。
登りよりも降りのほうが恐怖を感じる。
13:15 頂上
まさに、360度大パノラマ。
見渡すとの対馬の山々や、浅茅湾、晴れていれば韓国も見える。
太陽のパワーと大地のエネルギーを存分に感じられる。
開放感と爽快感が味わえる。
ただ、頂上にいすぎると、冷えて貧血になることもあるので滞在時間は10分程度にしましょう。
ベストシーズンは、11月~3月
真夏はNGだ。熱中症の危険だけでなく、対馬マムシ、鹿ダニ、ヒルなど
に刺される可能性があるためだ。肌の露出を少なくしよう。
※注意事項
正規ルートNG(2023/1/6から2/28まで通常の白嶽登山ルートが通行止め)
迂回ルートのみ登山可能
(詳しくは観光物産協会HPまで▶https://www.tsushima-net.org/news/20230107_shiratake)
人生で一度は登りたい山
白嶽山は初心者でも登れて、絶景を味わえるパワースポット。
険しい道もあるが、冒険心のくすぐられる山だ。
自信をもっておすすめできる。
白嶽は、人生に一度は登りたい山の一つだ‼