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ラッキーガールよ、狼煙を上げろ

「ドラゴン桜2」に学ぶ、好運の気づき方。
桜木先生が、何でもすぐに諦めてしまう早瀬ちゃんに伝えた言葉だ。

習い事もたくさんさせてもらったみたいだな。
ピアノにダンス、水泳、書道。
全部やっては、すぐに辞めた。
東大受験もその習い事みたいに、簡単に辞めんのか。

わたし自身、書道にバレーボール、バドミントンクラブ、英語、学習塾。

全部やらせてもらった。
小学、中学、卒業のタイミング、大体3年で習い事を辞めていた。

早瀬ちゃんとちがうところは、
唯一、書道だけは10年続けたことだ。

「お前は生まれ持っての好運だ。」

別にふつうだし。
ふつうの家庭で
ふつうの両親で
ふつうに学校いって

「その”ふつう”が好運だって言ってんだ。」

わたしも学校には、皆勤賞とるくらいには”ふつう”に行けてた。

夫婦仲はよろしくないものの、両親は生きてるし
闇金に追われてたわけでもない。

家は10歳のときに新築を建てて、夏も冬もぬくぬく過ごした。

他の連中見てみろ。
みんな、何かしら背負ってる。

それでもお前は幸せじゃないって言いたいのか。
このままだとその好運を逃すって言ってんだ。

自分が好運だと気づかない人間は、結局不幸な人生を歩む
自分が好運だと分からない人間は、現状に満足できない。

ずっと何かを追い求める。
だが、そこには覚悟がない。
だからちょっと辛くなったら辞めて。

はい次、はい次、と。
長続きしない。

次から次へと与えてもらったことが、お前の覚悟を弱らせている。
そんな人間が幸せになれると思うか。

心が痛いね。
わたしは旅中、いろんな背景を持った人に出会った。

子どもの頃でいうと、不登校・いじめ・転校・貧困・精神疾患・・・。
過去に抱えたものがあっても今は前向いてる人にたくさん出会った。

一方わたしは、超がつくほど健康体。
集団行動はいつも遅れをとっていたとはいえ、休みの日は遊びにいける友だちもいた。

自分を省みたときに、もう頭が上がらなくなるよね。
ただ、ただ、ありがとう。
挑戦できる環境を与えてくれてありがとう。

「絶対東大に合格してやる」
その覚悟が持てれば、周りなんて気にならねぇ

「書道で食ってく」

書道活動をすすめられた2年前は、ムリムリムリ!って思ってた。

”覚悟”といえるほど、まだ確固たるものではないけど、
あの時よりは「やればできるかも」という気持ちが増してきた。

東大模試だってどうせE判定だよ。

E判定っていうのは、合格率20%ってことだ。
それは、100回受験すれば20回合格できるってことだ。

そんなの"運頼み"じゃん。

受験にとって運は大事だ。
だが、受験しなければその運を使うこともできねぇ。
それを使うか捨てるかはお前次第だ。

受賞できなかったら恥ずかしい。だから、応募しない。
それは運を捨てているのと同じだ。

だから昨年、全国書道コンクールに初公募した。
「受賞できたらラッキーだよね」
自分に言い聞かせ、気持ちを切り替えていた。

結果は「一字賞 受賞」。
うわ!ラッキ~!

人生ムダにしたくなければ、運にのれ。

"運にのる"って?
わたしなりに考えてみた。

・応募すること
・やってみること
・続けてみること
・とりあえず「イエス!」
・来た”しごと”に全力を尽くすこと
・「どうすれば良くなるか」を常に考えること
・他の人も「何かを抱えながら生きてる」ことを知ること


最後に、ぜんぶひっくるめて
わたしが受け取ったメッセージはこれ。


うだうだ うるせぇ!
いまある手札で、自分が持てる限りの力をだしてみろ!


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