換気扇のお掃除【トモコのハウスクリーニング日記】
こんにちは❗️
ハウスクリーニング見習い中のトモコです。
現在、ハウスクリーニングチームの2人と一緒に郡山市の昭和レトロなシェアハウスで暮らしています☺️
先週は2件続けて、
レンジフードとシロッコファンのクリーニングのご依頼があり
リーダーのRさんと作業にうかがいました。
実は私、ハウスクリーニングのお仕事をはじめるまで
キッチンの換気設備といえば
「プロペラの換気扇」のイメージしかなく
「シロッコファン???」状態でした。
コチラがシロッコファン↓
シロッコファンとは…
縦長の細長い板状の羽が筒状に取り付けられているファンのこと。
ファンを回転させて汚れた空気を吸い込み、接続されたダクトを通して屋外に排出します。
メリットは「マンションなど排気口が壁に取れない場合も設置できること」だそうです。
作業では
最初にレンジフードを開けて、換気扇のフィルターを外します。
レンジフードの下は、ガスコンロかIHヒーターなので
その上に落とさないよう、慎重に外していきます
換気扇のフィルターを外して
さらにシロッコファンを取り出します。
今回はシロッコファンの油汚れをブラシで落としたり
割り箸やヘラで掻き出したりする作業をお手伝いしました。
どちらのお宅も、キッチンはお掃除が行き届いていて、きれいだったのですが
レンジフードとシロッコのお掃除は、カバーやファンを外したり
ファンの油を擦り落としたりと、なかなか大変
わたしもたぶん
「この中(レンジフードの中)は、ちょっと…」と気が重くなりそうな気がします(実際、自宅のプロペラ換気扇も汚れていました。おはずかしながら…)
シロッコファンは、素材にもよりますが、結構重かったりします。
今回も1件目のおうちのファンは結構ずっしり重たく、Rさんも慎重に取り外していました
いつもは、シロッコファンに付着した
固まった油汚れをやわらかくするため
50度以上の熱いお湯につけ置きしてから
歯ブラシやツインブラシで汚れを擦り落とすのですが
この日はかなり油がビッシリとこびりついていたため
まずは割り箸である程度油を落としてから
つけ置きすることになりました。
そうしないと、油が溶け出してベタベタとなり
かえって落としにくくなってしまうそうです。
フィルターもお湯につけ置きして
洗剤とブラシで目の間の油汚れやホコリを掻き出していきます。
フィルターやシロッコの汚れを落とすコツは
◆お湯につけおき(50度以上)
◆アルカリ性洗剤を使う(油は酸性なので)
などもありますが…
「とにかく一つずつ、一羽ずつ確実にきれいにしていく」
これに尽きるなあと感じた次第です
汚れを落としたフィルターやファンをよく拭いて、乾燥させている間に
レンジフードの周囲や内部をお掃除して、パーツを元に戻します。
リーダーのRさんは30代の女性なのですが
あまりにもふつーに
シロッコファンを外したり
飲食店の油にまみれたフードにもぐりこんで
換気扇のお掃除をしたりするので
最初は「女性でもやるのが当たり前なんだ」と思っていましたが
お客様が
「女性でレンジフードを外す人、はじめてです」
とおっしゃっているのを聞いて
Rさんが結構レアな存在であることを知りました。
彼女はハウスクリーニング技能士(国家資格!)も持っています。テキストを見せてもらいましたが、全く頭に入ってこなかった…)
Tさん(私たちのシェアハウスの運営者)からも
「彼女みたいにならなくて、全然OKだから」と言われ
正直ホッとしました
(いつかシロッコを外してみたい気持ちはありますが…)
郡山市をはじめ県内では
まだまだ「女性中心のハウスクリーニング」は少ないらしく
ときどき「女性だけなの?」と驚かれたり
女性のお客様からは「女性が来てくれてよかった」と声をかけていただりします
(わたしもそうですが、作業とはいえ、ご家族以外の男性をご自宅に入れたくないという女性の方は多いような気がします
それから
換気扇のお掃除をするなら、夏がおすすめです!
理由は「気温が高くなり、油が軟らかくなるから」です!
みなさまもぜひ、換気扇のお掃除をなさってみてくださいね
【トモコのプロフィール】
郡山市の昭和レトロなシェアハウスで暮らしながら
同居人2人とハウスクリーニングのお手伝いをしています
トモコのマガジン【トモコのハウスクリーニング日記】