【新百合ヶ丘で胡椒餅】店舗の設備打ち合わせ
5月なのに雨が続きますね。
こんにちは。紫苑です。
さて前回のブログで、業者様アベンジャーズにゴーサインを出していただいた我が店舗ですが、先日、設計会社様と設備・什器の打ち合わせをしてきました。
胡椒餅といえば、タンドール窯
打ち合わせの日も雨がポツポツ降っていましたが、設計会社様は駅から徒歩1分の距離だったので、ほとんど濡れずに到着しました。
もともとは理髪店だった建物を改装して作ったというオフィスは、天井が二階まで吹き抜けで、応接室はロフトになっていました。壁も床も机もオシャレで感動です。
そこで、事前に作っていただいたお店の図面をもとに、どのような設備を置くか/置きたいかをシミュレーションしていただきました。
まず何よりも必要なのが、胡椒餅を焼くタンドール窯です。台湾の屋台や街角の胡椒餅屋さんでは、ドラム缶のような見た目・サイズ感の窯の中に炭を入れて、内側の壁に胡椒餅を貼り付けて焼いています。・・・コレ、一体どこで買えるのかしら・・・と悩んでいましたが、調べたところ、インドカレー屋さんなどで出てくる「ナン」を焼くタンドール窯が、胡椒餅を焼くタンドールと構造的に似ていて、なんと!東京に「国内で唯一のタンドール専業メーカー」様があるではないですか!そして、設計会社の方が別件でカレーショップを手掛けた時にそのメーカー様と取引したことがあるらしく、さっそくメーカーさんに問い合わせてくださいました。
メーカー様によると、胡椒餅用の特注タンドールはすでに何度か取り扱ったことがあるそうで、話はスムーズでした。しかも、ナン用のタンドールは外側が四角く、内側のナンを貼り付けて焼く部分を円状に作ってあるのですが、胡椒餅の場合、外側も円状、つまり台湾と同様のドラム缶状のタンドールの方が、周囲の全方向から手を入れて胡椒餅を貼り付けられますよ、とのアドバイスをいただきました。ナンよりも胡椒餅の方がタンドールへの貼りつき方が弱いので、焼いている間に内部に落ちてしまわないよう、力を込めて貼り付けられるようにとのご配慮だそうです。
それは、素晴らしい。設計会社様と話をしている中で、うちのお店はタンドールを入口に近い場所に置いて、外からもタンドールが見えるようにしよう、という「タンドール推し」の計画でいました。ドラム缶風の方が、より胡椒餅の雰囲気が出ますので、今は金額のことは考えずに、店舗の図面には円状のタンドールを入れていただきました。
キッチンに夢を詰め込み、現実も少々
その他、たった5坪の空間に、2層シンクや作業台、冷凍冷蔵庫、オーブンなどなどを華麗に配置していただき、さらになんと!カウンター席を5席も入れられるということです!当初はできれば4席入れば入れたいけど、どうかなーくらい弱気だったのですが、5席も入ってしまったら、私一人でお客様の対応は大丈夫かしら、など妄想が一気に広がってしまいました(笑)
ただし、良いことばかりではなく、当初希望していたスチコン(スチームコンベクションオーブン)は、置ける場所はあるものの予算の都合上難しくなってきました。そして、(これが今一番の悩みなのですが)胡椒餅をネット通販する際に「冷凍して」発送と安易に考えていたのですが、冷凍食品の販売には、予定している「飲食店営業」と「菓子製造業」の他に、別の許可が必要になるかもしれず、そして「急速冷凍機」&「冷凍ストッカー」などの高額でサイズも大きい機器が必要になるかも知れず・・・。これは所轄の保健所の判断にもよるので、ある程度の希望を詰め込んだ図面を持って、保健所に聞きに行こう!ということになりました。
という訳で、次回は保健所様とお話した後にご報告します。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。それでは、また。