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近所の駄菓子屋【育休157日目】
小学生の子どもたちが週末の遠足に向けて沼田町の「近所の駄菓子屋」に買い出しに行った。
小1長男は姉を待っていられず300円を握りしめて飛び出して行った。
図らずも「はじめてのおつかい」になった。
先日に彼が2桁の足し算ができないことが判明したが、300円もの金額の買い物をどのようにするのだろうか。
なんとかして買って帰ってくると思っていたのだが、待てど暮らせど姿が見えず、30分経っても帰ってこない。
痺れを切らして様子を見にいくと店の前には出入りしている小学生が数名いる。彼の姿はない。
店内に歩みを進めると、小さなカゴを肘から下げ、見慣れない電卓を片手にお菓子を物色している。
どうやら店のおばあちゃんが貸してくれたようだ。
そして一言、「きっとできるよ。やってごらん。」