選択を繰り返す経験を大切にしよう【寺子屋TANQ】

長野市のフリースクール寺子屋TANQにお邪魔して一日見学。

研究室のOBの運営しているフリースクールで、今年４月から本格スタート、５名の子どもたちが在籍して学んでいる。

朝一番から我々に対してウェルカムな雰囲気で、互いに不必要な緊張感もなく空間を共有させてもらった。

以前から、学校にいる子どもの姿には不自然さを孕んだ部分もあり、自然な姿は学校の外にあるかもしれない、と感じていた。

今日はそれに併せて、学習への必要感や学習に取り組む動機が、子ども本人に近いところにあることを感じた。

ある５年生は、やらされるのではなく、自分の興味から学んでいく意義について言語化していた。
自己認識を深め、自身を相対化して言葉を紡ぐなんてこと、今の自分にできているか？とさえ感じさせられた。

運営されている方からは、フリースクールを取り巻く状況についてあらゆる角度からお話をしていただいた。
当事者だからこそ語れることがあるし、学校畑だけの教員ではできないどころか気付けないことも多いと再認識。

さて、じゃあ自分が地元に戻って何をするか。
大きなことはできないが、自分が見たい景色の向こう側を探ることで何かが見えそう。もう少しで何かが掴めそうな気がする。