何一つ取りこぼさない
昨日お邪魔した「三条ベース」が素敵だなあと思っていたら、経営者の高橋憲司さんが妙高市で講演会をやるという情報を得ました。
これは行かない手はない!と思い、申し込みをしようとしたら締め切り…
しかし、高橋さんと三条ベースのスタッフさんのはからい、妙高市の担当の方のご厚意で入れていただくことができました。感謝。
90分の講演会でしたが、体感時間は20分!前のめりで聞いていたらいつの間にか終わってしまうほど、目から鱗の考え方、情報の密度、そしてフィロソフィーに溢れていました。
本来は有料のセミナーにするような内容なので、全てを網羅的に記録するわけにも行かないと思うので、かいつまんで記載します。
・社会課題を自分で解決なんてできない
いかに地域全体で解決するか、を考え、その仕組みを作るか。
これが永続化に欠かせない視点
集団で解決しましょうや、ってことですね。
・和
大切なのは家庭の和、その先の和のつくり方も同じ。
家庭の和を大切にできていますか、はゼミのトピックと一致した。
・社会課題の捉え方、地元理解
課題を単独で考えるのではなく、組み合わせで考える。きちんと統計データを読む
地元を理解しているのか、地元ならではの課題は何か。当たる時に客観的にもデータをおさえているのか
・・・
経営者の目線で、事業性と社会性の両立の意義を繰り返し語られていたインパクトが凄まじく大きく、刺激的な時間でした。
データの集め方、情報の当たり方などの貴重な(そして実は当たり前な)方法の紹介もあり、参加者は深く頷いていました。
これを機に上越や妙高がすみ良いまちになったらいいな、と思っているうちは実は何も変わらず、自分の立場でどう参画していくかが重要なのだと思います。当事者意識。
自分は何者で、自分には何ができて、自分は何を成したいのか、これは一生続く営みなのだなと思います。
今日の一番刺さった言葉
「課題は解決するものなので、課題があること自体が課題。課題があるから勉強しますではいつまでも解決できない。解決のために何をするのか。」
めちゃくちゃ行動しまくっている人の放つ言葉は強いです。