新シリーズ「イブニングスカイ」・その１「魔法書を読む侍ガール」など
私が以前考案して、何度か試している「累積ランダム」と、「ランダムプロンプト」という手法。またその組み合わせも、これまで何度も試してきました。
先日さらに、そこから１歩だけ進めて、「私が撮影した、自然の風景を元に画像を生成させてみる」というのを試してみました。
インプットに使った画像はこちら。３日ほど前に撮影した、夕方の空です。おどろおどろしい感じで、勢いがありますね。この画像をインプットにして画像生成させることで、AIに、この画像と似た構図の絵を描かせることが可能なのです。
今日はその結果から、２パターン公開しますね。
「夕暮れの空（Evening Sky）シリーズ」
01.魔法書を読む侍ガール（Samurai girl reading a magic book）」
世界観は私がプログラムでランダムに作成したプロンプトに従い、AIが絵にしています。もう一つ工夫があるのですがそれは02で。
02.カメオ（cameo）
さきほどの「もう一つの工夫」というのがこれ。AIの出力した絵の色合いを乱数でいじって出力。それを入力としてさらにランダムプロンプトで画像生成。
結果、私も画像生成AIも、どちらも意図してなかった奇妙な画像が出力されます。
今日のまとめ
「夕暮れの空（Evening Sky）」という写真の遺伝子を持った子供画像が生成され、さらにその画像から孫画像が生成され、というのを繰り返し、最終的に「これ以上はどういじっても劣化するだけだろう」、という所まで極まった所で、完成とします。
でも実はそれは局所解でしかないかも知れず、さらに美しい画像を生成するための、進化の途中なのかも知れません。
この「夕暮れの空（Evening Sky）」は、おととい４時間ほどかけて実験した結果、１０枚ほどの面白い生成画像が得られているのですが、今後さらに時間をかけてブラッシュアップさせると、ぎょっと目を見張るような、すごい画像が得られる可能性も、ゼロではありません。もしそういう画像が得られたら、報告しますね。
なお今回の生成画像２パターンは、インスタグラムの方でも紹介させていただいています。よかったらそちらにも、いいね（ハート）をお願いします（笑
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