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【ニュース記事】人間型ロボットの描いた絵が約2億円で落札

PICTDIVAの中の人の三橋です。
BBCによると、「AIロボット」の描いた絵が、2024年11月7日、アメリカのオークションで、約1億9800万円で落札されたそうです。

ニュース記事はこちら。

サザビーズは、この歴史的な売却は「世界的なアート市場における新たなフロンティアを開拓し、オークションにおける人型ロボットによる作品の基準を確立するものだ」と述べた。

Youtubeに動画もありました。これを見ると「AIロボット」というのがどういうものか、よくわかります。


人間型ロボットアーティスト「Ai-Da」が絵を描く様子は、こちらの動画でご覧になれます。


「AIが描いた絵には、人間の絵と違って心がない」という人が多くいますが、「そもそも絵に心なんて必要なのか」ですね。

私などは、2015年にGoogleの「deepdream」という、AIが絵に特徴を埋め込むという技術が登場した時点で、「ああ、これはもうひとつのアートだな」と思っていたので、ようやくここまで来たかという印象です。

「AIの描く絵に心がない」わけじゃなく、「ほとんどの人間には、絵の本当の価値はわからない」というのが、実際の所なのだろうと私は最近思うようになっています。

「絵なんて売れたもん勝ち」ということならば、ほとんどの売れない画家は、Ai-Daさんに大敗北をしたことになるでしょう。でも、絵ってそういうものなのか。

エイダ・ロボット・スタジオのディレクター、エイダン・メラー氏は、「このオークションは視覚芸術にとって重要な瞬間だ。エイダの作品は、AIの興隆期において、芸術界と社会の変化に焦点を当てた」と話した。

「この作品は、AIがより大きな力を得るなかで、その主体性についての問題を浮き彫りにしている」

ところでこの人間型ロボットアーティストのエイダさん。「AIライジング」という映画に出てくる「ニマーニ」というAIロボに似てるなあと思うのは、私だけではないはず。これは偶然なのか、誰かの趣味なのか! 謎は深まるばかり(笑

A.I.ライジング


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