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国内の主な絵本賞まとめ
絵本の世界は、日々新しい作品が登場し、ますます多様化しています。その中でも、優れた絵本を広めるための絵本賞は非常に重要な役割を果たしています。今回は国内の主要な絵本賞についてご紹介します。
1. 日本絵本賞
日本絵本賞は、公益社団法人全国学校図書館協議会が主催する絵本の賞であり、絵本芸術の普及・絵本読書の振興・絵本出版の発展を目的に実施されています。特に優れた作品に『日本絵本賞大賞』、優れた作品に『日本絵本賞』、翻訳絵本の優れた作品に『日本絵本賞翻訳絵本賞』が授与されます。
受賞作品は↓↓のリンク先でご確認ください。
2. MOE絵本屋さん大賞
MOE絵本屋さん大賞は、月刊誌『MOE』(白泉社)が主催する、日本有数の絵本の賞の一つです。全国の書店・絵本専門店の担当者による投票が行われ、最も支持された絵本が選ばれます。新人作家の作品を対象とした『新人賞』や0・1・2歳向けの作品を対象とした『ファーストブック賞』の部門賞も設けられています。
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3. けんぶち絵本の里大賞
けんぶち絵本の里大賞は『剣淵町絵本の館』が主催する絵本の賞であり、来館者による投票で最も支持された絵本が選ばれます。大賞のほか『びばからす賞(準大賞)』や『アルパカ賞(受賞歴のない作者の作品の中から最多票を獲得した一冊が選ばれる賞)』も設けられています。
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4. 講談社絵本賞
講談社絵本賞は、絵本において新分野を開拓し、質的向上に寄与した優秀な作品に対して贈呈される賞です。節目である第50回(2019年)を機に『講談社出版文化賞絵本賞』から『講談社絵本賞』に名称が変わりました。
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5. 書店員が選ぶ絵本新人賞
書店員が選ぶ絵本新人賞は『文字好きを育てる絵本』をコンセプトに2022年11月に創設されました。出版未経験者から応募された未発表作品の中から全国の書店員が選考し、大賞作品は中央公論新社から刊行されます。
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