現役看護師に聞いた、子供をあやすために必要なことはただ一つ「〇〇」。
こんにちは。
先日から趣味が「育児」になりつつある私。
育児の中で苦労することといえば...子供をあやすことだ。
やっている遊びが上手くいかなかったり、嫌なことがあったり、遊んであげなかったりすると物を投げたり、泣き出したりする。
特にうちの子は今、妻が切迫早産気味で入院中ということもあり、ママに会えない感情や、やり場のない気持ちが溜まっているのだろう。
今日はそんなときの対処法を経験を元に書き綴ってみようと思う。
なお、現役ママさんにしてみれば今更...と思うことも多いかと思うが、初心者パパの黙示録と思って、反論せず大目に見てください。お願いします...。
イヤイヤ期はやりたいことを主張できない不安定な時期
育児が趣味になり始めた時期、私は手探りであやすことを試した。おもちゃで一緒に遊んであげたり、公園に遊びに行ったり、テレビを付けて興味をそらしたり...。ネットで調べたりもした。
子供が理由もなくダダを捏ねたり、さっきまで笑いながら遊んでいたのに急にモノを投げて泣き始めたり。その都度考えてPDCAを回そうとしても、毎回180℃違う方向から豪速球が飛んでくるので対処しようがないのだ。
私も人間なのでイライラしてしまう時は当然ある。理不尽なことに対してイラッとするし、どうしていいかわからないときは怒って怒鳴りつけてしまうことだってある。
しかし、”怒るしつけ”をしたときに限って、余計泣いてしまったり、収集がつかなくなってしまうことがほとんどだった。
これは困った...。
自分の怒りの感情を抑えつつ、相手(子供)の感情も抑え込まなければならないのだ。大人の他人相手なら時間が解決したり、相手も多少は自分のことを理解してくれるが、子供はそうはいかない。
泣いても笑っても、我が子なのだから。
妻への相談、そして大いなるアドバイスへ
そんな中で妻に相談してみた。
妻からは最初に謝罪の一言。「やっぱり寂しいんだね。一緒にいてあげられなくてごめんね...」と返ってきた。
いや、そうじゃない。妻は何も悪くない。むしろ対処できない自分に責任があるのだから。
なにか方法はあるだろうかと聞いたところ、その場では思いつかなかったため、専任の看護師に聞いてみることにした。
後日、その看護師から100%解決する方法を教えてもらえたのだ。
万能薬は「抱きしめてあげる」こと
看護師に相談したところ、対処方法としては、まずはお互いの感情を落ち着けなければならないとのこと。
ダダを捏ねている子供の欲望を叶えることは、複数の回答がある中で正解を見つけ出す必要があるが、外れてしまうと余計泣いてしまったりする。
さらに、答えが”ない”パターンも存在するというのだ。
マジか。。。と思いつつ、その際の最良の選択肢として教えてくれたのが、
「抱きしめてあげること」
え...?これだけ?と思うかもしれないが、これが効果抜群なのだ。
まず、子供としてみれば、「自分の思うように行かないこと」や「どうすればよいのかわからない」という感情で心がグチャグチャになっている。そこに対して指南するのではなく、まず一回落ち着いて。といった感じで抱きしめてあげると、はじめはグズるがそのうち落ち着きを取り戻す。
また、「抱きしめる」ことはそれ以外にも、子供は「親から愛されている」「認められている」と感じたりする副次効果がたくさんあるようだ。
落ち着かせることができればあとは「こうするんだよ」と指南してあげると言うことを聞いてくれる。
また、親自身にしても、抱きしめて上げていると自然と声を荒げることがなくなり、不思議と心が落ち着いてくる。
私はどちらかというと、親の心を落ち着かせることができるのが最大のメリットのように思う。それぞれかと思うが、私はこちらの効果に重きを置いている。
子育ては自らの修業の道である
仕事であれば、問題が発生すれば、原因を追求して”直ちに”改善すればある程度の事柄は収束に向かう。いわゆるPDCAを回すということ。
しかし、子育てはそうはいかない。
十人十色の感情があり、まだうまく感情をコントロールできない時期だからだ。
人間誰しも我が子に対して「どうしてできないの!?」とヒートアップしてしまうのはしょうがないことだと私は思う。そして、子に対して想う気持ちが強ければ強いほど、その感情はより強くなる。
かといって強く接していても問題解決にはならない。
子育ての際には自らの精神力を高め、禅の言葉にあるように、「且緩々(しゃかんかん)」でいかなければならないのかもしれない。
教えてくれた看護師には感謝しかない。
これを読んだ子育て(特にイヤイヤ期の対処)に悩んでいる方は是非一度、「抱きしめる」ことを試してみてほしい。
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