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承認欲と恋愛感情②

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40代の既婚おじさんが20代のうら若き美しき女性に告る、という壮大な謎解きバラエティー虜になってしまった話はコチラ。

ああでも、その女性が入社してからというもの4オジ(40代おじさんの略)は明らかに表情が違っていた。
どちらかというと、無口で武骨な方だと思っていたのだけど、終始笑顔が絶えず
"あ、この人って笑うんだ"って思った位、違った。

思えばあの頃から、恋してたんだろうなぁ。

よく聞くのが、
女性の"素敵ですね✨"を間に受けて
俺に気があるんじゃ?と思ってしまうという話。
女性のそれは勿論嘘ではない。
思ったから言っている。

が、素敵という表現は便利であり恐ろしい。
そういう所、いいよね👍
と、目上の人に対して軽いノリでは言えないから、それに見合う言葉がコレなだけで
(もちろん意図的に男性を落とすために活用する女性もいる)
この女性が4オジにそれを言ったかどうかは兎も角、そういう
女性の、
"目上の人や仕事関係の人に対する丁寧な表現や態度"を
"好意"と捉えてしまう男性は少なくないと聞く。

ここで我が同級生男子の
「女性慣れしてないんだろうね」がパンチを効かせてくる。(前記事参照)
こんなの社交辞令だよね、と割り切れるのが女性慣れ、場数。
割り切れないのが場数の少なさ。

4オジは、後者だったのだろうな…
そして、妄想に妄想が膨らみ

いつしか、
いけるかも…と夢見る夢子ちゃんになってしまうまで妄想が膨らみ冷静な判断能力を失ってしまったんだろうな…

で!やっと本題にたどり着けそう
「承認欲と恋愛感情」


4オジと女性のやり取りは細かい所まではわからないけど、私がこの20代女性と話している時に感じたのが、
物凄く"真剣に聴いてくれている感"を感じたのですよね。
新人さん、っていう事もありますが
真っ直ぐ目を見てうんうんと頷き、聴いてくれている、その姿勢は女の私でもパァァァ✨なる位、愛苦しい(あ、私も実はオッサンかもしれん)

この、
"自分の話を懸命に聴いてくれている"って
とても承認欲が満たされて
ましてや(仕事内容を)色々質問してくれたり
ちょっとした相談をされたり

うわぁ♡俺、頼られてるぅ(ニマァ)
って色々なものが満たされて

承認欲が満たされる感じって
承認欲を満たされる体験が少ない人にとったら簡単に恋愛感情に陥りやすいのでは?と。
(おっ、やっと本題らしくなってきた)

それを恋愛感情と捉えるのか否か。
恋愛感情に昇華させるのか否か。

それは結構、自分に委ねられていて
実は幾らでもコントロール可能なものだと思うのです。
それが、場数であり慣れ。

とはいえ、仕事だしね
とはいえ、俺結婚してるしね
とか、通常なら割り切れる。

俺、好きになったらもう我慢出来ないんだよね。
は、理性なき人間の言い訳。
(実際にその4オジは言っていたらしい)

恋愛感情であってもいいと思う。
だって可愛いもん。
秘めたる想いを抱きつつ、楽しくお仕事すればよかったじゃん。
ワンチャン、ひょっとしてひょっとすると時間を重ねれば信頼関係とか出来てきて竹槍でも勝てるかもしれないじゃん?
(前記事参照)

ただそれをね、
一方的に相手にぶつけてどーすんのよ?
滅茶苦茶それ自分勝手じゃん?
ましてや今後の仕事関係とかあるんだしさ。
告られて、付き合って下さい言われて
ありがとう♡嬉しい♡喜んで♡
ってなる訳ないじゃん‼︎

こういう、受け取り手や今後の事を全く考えていない自分勝手な告白はとても怖い。
そして、断られた暁には勝手に被害者ぶるのだ。
震える。
まるで当たり屋だ。

丁重にお断りしたその女性は現在4オジに
無視され続けている…

つづく(のか?)

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