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人間という名のウイルス

ここのところずっとコロナ騒ぎでリモートワークや外出自粛要請、中小企業の倒産など経済にも大きな影響が起きてますね

僕は元々は医療従事者ですがやはり医療機関や介護施設も限界を超えた負荷がかかってます
4月いっぱい保たない施設も出て来るのではないでしょうか?

コロナウイルスの発生源は今のところコウモリによるものとされ、市場で売られていたアナグマ、タケネズミ、ヘビを介してヒトに感染したと言われていますが、実際のところは不明なままです

でもこれらの動物が日常的に食べられている国というのは限られていますよね?

じゃあ何が感染を広げているのでしょう?
言うまでもなくヒトです
ヒトがヒトに感染させているのです

1番怖いのはヒトなのかもしれない…
コロナだけでなくインフルエンザ、風邪、SARS、MARSも結果的にはヒトからヒトへ伝わったんです

インドから見えるヒマラヤ山脈

インドのパンジャブ州で数十年振りにヒマラヤ山脈を見ることが出来たというニュースが報道されました
大気汚染により見ることが出来なくなっていたヒマラヤ山脈を様々な活動が制限されたことで汚染物質が激減したことで観測することが出来たのです

インドだけではありません
中国からのPM2.5や二酸化炭素濃度が各国で半減しているのです
いかに人間の日常が気候に影響を与えていたのかが露呈したニュースです

地球温暖化とは

ここで地球温暖化についてざっくりと
18世紀半ばイギリスでの産業革命以降、産業を支える資源として石油、石炭が使われるようになり、工場から大気中に大量の排気ガスが排出されるようになります

そして自動車の発明、交通手段として爆発的に普及します
これにより排気ガスは工場といった一定の施設からではなく、あらゆる場所に排出されるようになるのです
この排気ガスには窒素酸化物や炭化水素などが含まれており、これが紫外線と化学反応を起こし光化学オキシダントという物質を作り光化学スモッグとなります

大気中の二酸化炭素濃度が上がるとなぜ悪い?

温室効果ガスというのを聞いたことがあると思います
地球は本来なら海や陸などの地球表面から地球の外に熱を放出して気候の大きな変化を抑えています
しかし大気中にある温室効果ガスは外に向かう熱を地球に戻してしまうのです
これが地球温暖化の原因とされています

ちなみに温室効果ガスの内訳は以下の通りです
二酸化炭素76.0%
メタンガス16.0%
その他(一酸化炭素、フロン)
つまり二酸化炭素とメタンガスだけで92%を占めているのです
ここ100年で世界の平均海水面は19cm上昇していると言われてます

生態系への影響

たまにサンゴ礁が死滅ってニュース見かけません?
なんでサンゴ礁なの?それはサンゴは水温の変化に弱いからなんです
また二酸化炭素が海水に吸収されると酸性化が進んでサンゴだけでなく植物性プランクトン、貝類、甲殻類に影響が出ます
そしてそれを餌にする海洋生物の成長や繁殖に影響が出て海の生態系に大きな変化が出るのです

さらに陸上でも空気の乾燥が懸念されてます
オーストラリアの森林火災は有名ですよね?
これは世界中で起こってもおかしくなく、野生動物が生きていける土地が失われてしまいます

暮らしへの影響

じゃあ僕らの暮らしにどんな影響が出るでしょう?
今まで考えられていた気候地図は大きく塗り替えられることになるでしょう
それによりそれまでのデータで予測出来ていた天気とは異なる気象状況となります
地球温暖化による異常気象は森林火災だけではありません
異常な温度の強風が吹く熱波、海面温度の上昇による気圧の乱れによる大雨、台風、大洪水
それらにより農業、水産業への打撃が考えられます
そして様々な国で干ばつや、ウイルスや細菌の異常発生による疫病の発生

もう僕らが知ってる地球ではないのです

地球をヒトに置き換えたらヒトは何になる?

ここまでお伝えした災害や公害はいったい何がもたらしたのか?

それはヒトです

ヒトがヒトの暮らしを便利なものにするために作り出した結果なのです

ヒトは体内にいくつもの細菌を保有していて、白血球と共に外部からの敵をやっつけてくれています
しかし、それらが暴走すると今度は宿主であるヒトそのものを攻撃してしまいます

ヒトが地球にとっての細菌や白血球のような存在ならば、ヒトは暴走し過ぎたのではないでしょうか?

ヒトが地球にとってのウイルスならば

地球は体内で何らかの抗体を作ったり、ワクチンを開発したりするでしょう
ここ数年のSARSやMARSそして今回のコロナは
地球が作り出したワクチンなのではないでしょうか?
数年毎にワクチンを作り出すもののなかなか退治できないヒトと言う名のウイルスに、今回はコロナというワクチンを投入してるのではないでしょうか?

大気汚染→風邪
地球温暖化→発熱
台風・飢饉→嘔吐・下痢
地震・噴火→震え・出血

としたら…

本当は人間こそがウイルスなんじゃないでしょうか?

コロナウイルスに対抗するために世界各国で様々な対策を行い、ワクチンの開発を急ピッチで行っている人間
ウイルスと人間の戦いと言っているが
しかし実はその人間そのものが地球を襲うウイルスだとしたら…
皮肉なものです

ダイダラボッチ

僕はコロナのことを考える時、妖怪ダイダラボッチを思い出すんです

ダイダラボッチはざっくり言うと自然を擬人化した大男のことです
本来なら自然と人間を結び付けてくれる優しい妖怪ダイダラボッチ
昔は人間とダイダラボッチは仲良く共存していたそうです
しかしひとたび人間がダイダラボッチを怒らせると大災害や疫病、飢饉を引き起こし人里を滅ぼそうとする凶暴さも持ち合わせています

僕らはこれまでにないくらいダイダラボッチを怒らせたのではないでしょうか?

度重なる災害でも懲りない人間を、ウイルスという目に見えないもので懲らしめようとしているのではないでしょうか?

インドから見えるヒマラヤ山脈をの映像を見た時、地球におけるヒトという存在について考えてしまったのです

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