シンガーAkiさんと音楽の物語(前編)～yujiさんのセッションを経て～

ヒーラー/星読み係/聖地巡礼家として大人気のyujiさんというお方、みなさんご存じでしょうか。

2019年3月から12月まで、『ゆじたび』と称して、バーターで西洋占星術セッションをしながら全国を旅されていました。

旅の完走と新刊出版をお祝いする会で先日たくさんのバーターの方たちとお会いすることができました。yujiさんのセッションのbefore→afterでみなさん大きく変化されているよう！かくいう私も、yujiさんにきっかけをいただいて、このnoteを始めています。

そのお祝いの席で出会ったシンガーのAkiさん。

バーター時にAkiさんが住まわれていたのが私の憧れ、高知県！
そして私たち二人ともyujiさんのセッション後に首都圏に引っ越しをしているという共通点もありました。
Akiさんはどんな物語を生きてきたの？と興味深々。すぐに取材を申し込んだのでした。

yujiさんと出会う前と後、そして音楽のこと。

全編後編2回の分けてお届けします。

ゆじたびbefore＆after

Akiさんがバーターセッションを受けられたのはいつのことですか？

：2019年の6月です。yujiさんのことは前から知っていて、2年くらい前にも一度セッションを希望してメールしていたのですが、そのときも大人気で、繋がれませんでした。それで今回のゆじたびを知り、絶対にお会いしたい！と思ってエントリーメールを何通も送りました。その中の一つが通って、縁結びで知られる鳴無神社を案内しました。

ゆじたびの写真を拝見しましたが、すごく綺麗なところですね。セッションはどんなでしたか？
：私の人生のテーマは『自由』。周囲から与えられた枠・足枷を自分で取り払っていくことが使命だと言われました。
声のことをすごく褒めてもらって、もちろん星の配置も含めて、「あなたは声を使った仕事ができる人」「デザインの仕事で、マウスをカチカチ突いている場合じゃない」と。そう言われたときは、びっくり！信じられない！と思ったのですが、時間が経つにつれ嬉しいなと思えてきました。歌が本当は心の底からやりたいことだったので。
課題もたくさんもらいました。YouTubeに“うたってみた動画”を投稿するとか、SNSで顔を出すとか。

yujiさんに「アーティストの方ってどんな生活してます？」と聞かれました。「…自由な生活ですかね？」と言うと「ソレです！」「あなたの探している仕事は〇〇ナビとかには載っていない」と言われました。

当時は会社員でグラフィックデザインの仕事をしていました。その仕事もやろうと思えば続けられたと思うのです、周りに合わせることはできたと思うので。でも、この仕事をずっと続けていくことを自分は望んでないなと感じていたので、yujiさんの後押しもパワーにさせてもらい、思い切って退職を決意しました。

産まれてから今まで「高知を出たい」と思ったことがなかった私なのですが、仕事を辞めると決めて、自分の人生について改めて考えていたときに『明日死んで後悔することを全部やりたい！』と思ったんです。

関東に出てみたいなとは前々から思っていて「今しかない。今出ないと絶対に後悔する」と直感で感じたので、思い切って知り合いほぼゼロの中、高知から横浜へ引っ越しました（笑）結果、色々大変なことはあったのですが「出てよかった！」とすごく感じています。

それから、yujiさんにセッションのときに「もしも600憶円もらえたらどうする？」と訊かれたんです。咄嗟に「…旅ですかね？」と言ったのですが、うまく答えられませんでした。yujiさんはその問に対する答えは決まっているのだそう。そして、好き嫌い等、もっと自分を深堀り・内観することも勧められました。

整体でお世話になっていた先生にも、身体の症状が心に由来していると言われたことがあります。
いろいろ振り返ってみると、自分は常に誰かの目線を気にして、我慢していたんだなあと気づきました。ほかの誰でもなく自分が自分を縛っていたことにも気づきました。なんか“周りのことを考えるのは、もういいや”って思いましたし、他人ではなく自分の幸せのものさしを大切に生きていこうと思いました。

高知から横浜って、その距離を思うとすごくチャレンジングだなと思うのですが、怖くはありませんでしたか？

：もちろん勇気はかなり使いました（笑）でも、動いているときは「今しかない！」という感じだったので、怖さよりも「行かなくては！」という思いで必死でした。ただ、昨年木星が山羊座に入った時に「ハッ！とうとう来てしまったんだ…！」と我に返りました（笑）

後編につづきます