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最高!南米旅行記その1 〜凍死寸前遭難編〜

記憶が残っているうちに、先延ばしにし続けていた南米レポを残しておきたいと思います!

今回私が訪れたのは

コロンビア
ブラジル
チリ
アルゼンチン

の4ヵ国!
南米を大縦断!といったところでした。

女ひとり旅、、ではありましたが、現地の親友たちを訪ねていきました。

出発直前にそのことについて書いたnoteはこちら!

南米といえば、麻薬、誘拐、強盗、、、

日本人からすると怖いイメージがある南米かもしれませんが、
実際旅して、私が出会った人々、景色、食べ物などなど、全て

最高!!!

でした。

これを読み終わる頃には、あなたも今すぐ南米に行きたくなっていること間違いありません!

(私はばかなので色々大変な思いもしましたが、普通のひとは大丈夫です!)

それでは行ってみましょう。

準備と出発〜春のコロンビアへ

南米2週間旅。

さてあなたなら何を持っていきますか?

旅の最中も前後も周りに驚かれましたが、
私は13ℓ容量のリュックサックひとつで行きました。
(防犯機能がついている代わりに、Mac book airと教科書数冊と筆箱だけでパンパンになる、殺人的にものが入れづらい代物です。)

とにかく身軽に行きたかったので、最低限も最低限、服なども最悪現地で購入しよう、友達へのお土産は無しで現地でご馳走しまくればいいやと、女性として、人としての色々を出発前に諦めました。


一番困ったのが季節の違い。

私が当時住んでいたトロントを出発したのは2019年11月12日。

カナダは氷点下の日々が続き、私からすると真冬、
(カナダ人からすると-20度を超えるまでは冬とは言えないそうなので初秋、)

しかし南米は30度近い夏、(彼らからすると春)

もしカナダに合わせてダウンなんか着ていけば、南米での2週間ずっと邪魔な荷物になる。

ゆうてカナダでは家から空港までの往復を乗り切れば良いだけだし、
公共交通機関の中は暖かいから、重ね着でいけるっしょ!!!
と、薄手のヒートテックと重ね着で、豪雪の中をバス停に向かったのでした。

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家を出た直後の1枚。
旅の写真、記念すべき1枚目!と浮かれていたこのときの私は、このあと起こる悲劇をまだ知らない。。

コスト最重視でとった早朝フライトに向けて、空港直行の深夜バスを目指して深夜2時。
しんしんと雪降るだれもいない住宅街をざくざく進む。。

あとは南米でほとんど過ごすんだから、と携帯のデータ契約は既に解約してしまっていたので、家のWiFiで確認したバスの番号をなんども呟く。

バス停に着いて数分でお目当のバスが来てくれたので、ラッキー♫と乗り込み揺られること数十分。。空港は終点なので寝過ごす心配もなし。

後部座席でまどろんでいて、はっと気づくと乗客は私ひとりに。

そこで運転手さんが「あれっ、君いたの?ヘイヘイちょっと前に来い」と運転しながら私を呼ぶので行くと、どこへ行くのかと訊くので、空港だと答える。。嫌な予感。。

予感は的中し、

「悲しいお知らせだ、君はバスを乗り間違えている。。」と。

どうやら番号は合っていたものの、さらにaとbに種類が分かれるらしく、私は違う方に乗りこんでしまったみたい。
間違える人はたまにいるけど、私は乗る時にスーツケースとか大きな荷物を持っていなかったから、運転手さんも気に留めなかったそう。

正しいバスに乗れるバス停まで戻ってよぉ、おじさん頼むよぉ、私スマホも使えないんだよぉ、何なら私英語もわかんないんだよぉと運転手さんに泣きついたものの、

「もう通り過ぎちゃったからできないよ。橋を越えるだけだから、ここで降ろすよ。気をつけてね。あと君の英語はなかなか良いよ。」

と、まじで何も無い雪の中に降ろされ、
越えるだけだという橋はとてつもない長さで終わりが見えず、
ようやく辿りついたバス停では全然バスが来ず、
スマホが使えないのでUber(タクシーみたいなサービス。超便利で安い。)も車持ってる友達も呼べず、
見渡す限り日本のコンビニのようなお店なども無く、

ただ降りしきる雪の中、
止まっていても寒い、動いても寒い、

体感マイナス20度以下の中、薄着で待つこと40分。。。

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手足の感覚は既に無く、寒すぎてまじでここで死ぬんじゃないかと何度も意識が遠のきそうになりました。


ようやく来たバスに乗っても空港に着いてもしばらく震えは止まらず、
正常な人間として再び歩きだせるようになるまでだいぶ時間がかかりました。

でもカナダでは色んな理由で震えが止まらなかったり、様子がおかしい人が一定数いるので、私はあまり目立たなかったようです。

そしてこのとき以来、スマホのバッテリーがとんでもない短命になってしまいました。日本に帰った今でも光の速さで切れて、この夜のことを思い出します。。


私は預け入れの荷物がなく、全て機内持ち込みの荷物だったこともありますが、意外とカナダ出国時の保安官が厳しくて「液体が多いんじゃないか」と捨てられそうになったので、

「初めて行く南米で黄熱病が怖いから全部蚊除けです!わたしが黄熱病になったらあなたは責任取れるの?」と食い下がったら許してくれました。。

実際オーバーはしてなかった(と思う)けど規定量ギリギリ攻めすぎましたね。。でももうだいぶ攻めるラインがわかってきましたよ!


なかなかの豪雪でしたが、さすがカナダの空港は雪にも慣れっこのようで、
パナマ経由、コロンビアへ向かう便は無事に飛びました!

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(雪の中働く人は本当に凄い。。)


最高!南米旅レポ、その2、コロンビア腹痛瀕死編に続きます。。





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