ウェス・アンダーソンすぎる風景展 @渋谷ヒカリエ
展示会が始まってから絶対行きたい!!と思っていた、ウェス・アンダーソンすぎる風景展に行ってきました。終了日(12/28)の一日前!ギリギリセーフ。
今年の5月に寺田倉庫で開催していたのですが、その時は残念ながら行けず。。。かなり好評だったらしく再びの開催に喜びました。
ウェス・アンダーソンすぎる風景って何?
と思っている方もいると思うので少し説明を。
ウェス・アンダーソンは「グランド・ブタペスト・ホテル」などで有名なアカデミー賞ノミネート、ベルリン映画祭銀熊賞も受賞したことがある映画監督です。作風はポップなパステルカラーの色彩、レトロ感、登場人物を中心に置きシンメトリーにする構図など独特な表現スタイルです。
そのウェス・アンダーソンの世界を体現したような写真が掲載されている、個人が立ち上げたInstagramのアカウントがあります。Accidentally WesAnderson(AWA)と言われ、今では100万人以上の冒険者(フォロワー)たちで構成されたコミュニティとなっており、ウェス・アンダーソン本人も公認だそうです。
この展示会の見どころにも書いてあるのですが
【ウェス・アンダーソンすぎる風景 =
シンメトリー + ポップなパステルカラー + はっきりとした模様】
の写真たちがなんとも素敵なんです。
会場は旅のアルバムを回顧するところからはじまり、駅へ行き乗り物を乗り継ぎ世界各国の旅へと向かいます。南極へも行けちゃって、写真と共に旅気分を味わえます。
各工程はカラー分けされていて、この黄色ゾーンはこれから乗り物に乗って旅がスタートする!というところで、駅の写真や乗り物の窓から見える景色がたくさん。そんな景色が一定の時間でパタパタと変化する仕掛けがしてある写真もありました。
その先には電車の出入り口をプロジェクションマッピング?のように映してあって、乗り込みたくなる衝動にかられます。
パステルカラーのグリーンが続くこのエリアは、世界中のどこを切り取っても絵になるモチーフがたくさんで、絵に描きたくなるものばかりでした。
そしてレッドゾーンでは、ホテルにチェックインです。この中にはホテルのフロントを思わせるセットがありロビーの雰囲気が漂っていました。
チェックイン後はホテルのプールで楽しみます。ちょっと豪華なプールの写真があり、ブルーとホワイトの内装がとても爽やかでした。
そしてここが個人的には一番好きでした。ターコイズブルーとピンクというウェス・アンダーソンの映画のカラーパレットにもよく登場する2色の世界です。
この後も南極やRelax in Natureゾーンを経て、旅の終わりにはVisitors Centerを訪れます。ここでは架空のボーディングチケットを発行できます。
そしていよいよFinalです。
世界周遊がギュッと凝縮され、楽しい旅気分を味わうことができました。そしてたくさんの写真からアートなパワーをもらい、何か描きたい衝動にかられ図録を抱えて帰ってきました。
楽しかった〜🤩
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