ギア選び【寝具追加&買い換え編】

▪️キャンプにハマって2週間

テントを購入し、バーナーとクッカーを手に入れた事により、最低限のアイテムは揃った。

しかし人とは欲張りなもので、何かが揃うと、今度はさらに、プラスアルファを求め始める。

三度の飯より寝ることが大好きな筆者には、「眠る環境をより快適にしたい」という気持ちがむくむすと沸いてきた。

▪️快眠を求めて

約7年間お世話になっているU.L. コンフォートシステム アルパインパッド25 150

このスリーピングマットは、インフレーターなのでほぼ自動的に空気が入るという手間入らず。
25mmの厚さながら寝心地は快適で、機能も申し分なし。軽量&コンパクトなので持ち運びしやすく、収納も簡単。

しかし、ここで欲が出る。

もっとゆったりと、ふかふかと寝たい。
でも既に持っているアイテムは活かしたい。

そこで試みる事にしたのが、スリーピングマットの2枚重ね。

折角なら同じメーカーで統一しようと、U.L. コンフォートシステム キャンプパッド38 150をアウトレットで購入。

当然ながらアルパインパッド25より収納サイズは大きくなってしまうが、単体でも安定感のある寝心地。
幅も10mm増えた事で、気持ちゆったり余裕のあるサイズで横になれる。

2枚重ねすれば、厚さは合計63mm。

サイズが大きめの分、空気を入れるための時間を要するものの、地面からの冷気を遮断し、スリーピングマットに寝ている感覚を忘れるくらい、十分な安心感がある。

▪️さらばバロウバッグ#3

バロウバッグ#3は初めて買ったシュラフだ。

キャンプなど外泊時だけでなく、友人が自宅に泊まりに来たときに貸し出したり、何かとお世話になってきた思い出の品だったが、デメリットもあった。

<デメリット>
・化繊なので収納サイズが大きい
・約1kgという重量
・収納バッグに入れる時、それなりに反発力があり、袋にぎゅうぎゅう押し込めるための力が毎回必要
・3シーズン用だが、実際に夏場に使うと蒸し暑い

今回ULキャンプパッド38を追加購入した分、寝袋はスリムダウン&軽量化したい…。

そこで筆者は、バロウバッグ#3を手放すことを決め、他の寝具を探すことにした。

▪️3wayダウンブランケットという選択

上記のような理由の場合、おそらくダウンシュラフがベストな選択だろうが、ダウンシュラフは如何せん値段が高い。

正直高度なスペックがなくても、冬にテント泊するような機会がない限り、寝具は簡易なもので良いし、様々なシーンで気軽に使えて、汎用性が高いほうがコスパが良さそうだ。

調べる中で、筆者は寝袋型にもなる1枚3役のマルチダウンブランケットを見つけた。

ウルトラライトハイカーも愛用していると評判のこの商品なら、山泊での定評もあり機能的にも安心できそうだ。

「寝具は一つ手元にあれば十分」と感じた筆者は、マルチダウンブランケットが届いたのと同時に、思い切ってバロウバッグ#3を手放した。

そう、その時はまだ、化繊シュラフのメリットを分かっていなかったのだ。

旅立っていくバロウバッグ#3との別れを惜しみつつも、筆者は寝具を整えられた事に満足していた。のちに後悔することになるとは知らずに。

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