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テント試し張り【ポップアップテント編】

▪️テントは小宇宙

新しいテントを購入すると、とりあえず中に入ってみたくなって、うずうずする。

どんな居住空間なのか?
広さや高さは?
テントの中にどんな道具を持ち込もうか?
その空間でどのような時間を過ごそうか…?

広がる妄想。
そして待てずに家の中で広げてみる。

↑テント内にラグ、スリーピングマット、寝袋にもなるマルチダウンブランケットを敷いた状態。
エアピローとテーブルも加えて、ソロでくつろぐには十分な空間が完成。

一から絵を描き、描いた青写真をなぞるように、自分の世界観をテントの中に具現化していく過程。
そして出来上がった空間は、まるで小さな宇宙のようである。

しかし、一人、小宇宙での自己満足に浸っている場合ではない。

テント購入を記念して、友人が秋の連休にキャンプを企画してくれたのだ。

いよいよマイテントデビュー(ポップアップだけど)。
不測の事態に備えて、屋外での使い心地も一度試さねばならない。

▪️デイキャンプもどきのピクニック

↑緑地公園にもってきた設営道具一式。大掛かりになるかと思いきや、一人でも運べるくらいのボリューム&軽さに驚く。

早速、試し張りを行うため、緑地公園の芝生広場へ。

周囲にはタープを張ったり、ポップアップテントを持参している家族連れが多いため、安心して設営できる。

↑ペグダウンするためのハンマーも持ってきていたが、地面が柔らかく、土もふかふかだったので、不要だった。

設営にかかった時間は10分もないだろうか。この手軽さがポップアップテントの良いところ。

そして完成した図が、こちら。

↑ピクニック感満載でキャンプギアとは言い難い見た目だが、何とかそれらしく設営できた。

↑遮光性はないが、その分テント内は明るく、木漏れ日を感じられる。
幅が2m程あるので、150cmのスリーピングマットも余裕で設置可能。横になって快適にくつろげる。

↑フルクローズしても、寝転がって天井を見上げると、ベンチレーションから外の景色が見えるので、意外にも開放感がある。
プライバシーを確保しながらも、風を感じ、樹々の葉が揺れる音に癒される空間が心地よい。

肝心の機能だが、

・適度に風を遮り、テント内の温度はそれなりに保たれる
・遮光性がないため、太陽の光や熱は通しやすい
・インナーマットとしてラグを敷いた効果か、地面からの冷気はあまり感じられない

ということがわかった。

簡単ながらシュミレーションが無事に終わり、いよいよ、マイテントデビューとなるキャンプ当日を待つのみとなった。

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