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6-7月 観たもの・読んだもの
6月に現場が終わって、次の仕事を入れずにいる。勉強しながら本とか読みながら、仕事も探しながら何かしないといけない。
劇団普通『風景』(演劇)
@三鷹市芸術文化センター 星のホール
追いかけている劇団の一つ。また青柳さんが出ていた。今回、出演者が多くて、親戚の集まりで集合する人数も多かったし、3つくらいの家族のシーンがそれぞれあったので、少し長くて途中眠ってしまった。内容は詳しく覚えていないけど、
わたしはあなたと旅人として出会いたいのだ(コンパートメントNo.6をみて)
導入は陽気なハウスミュージックがかかるホームパーティーで。文学の一節を読み上げて作品を当てるというような遊戯に勤しむ大人たち、の間をふらふらと移動する主人公ラウラは誰もいない寝室に入る。楽しんでる?と聞いて抱きついてくるイリーナは彼女のパートナーであるらしい。ラウラはこれから、ペトログリフという古代文字を見るためにロシア北西部の最北地ムルマンスクへ旅立つ。ベッドで戯れながら、自分が行けなくなって
もっとみる2022年観劇ベスト10
①マームとジプシー『cocoon』 @さいたま芸術劇場
もうこれは、ひとつの「作品」として見ることができない。台詞とかもあったけど、全部かき消されて、「音」でしかなかったし、「役者」なんてものが、舞台上にそもそもあったのかどうか。与野本町の夕方に、自転車で買い物に行く人や体育着で家に帰ろうとしている人たちを見ただけで感動した。だからその3時間は「上演」ですらなくて、ほとんど「歴史」を見た(?)と
ダダルズ『QPQの地点』
ダダルズの新作をついに見れました。
演劇に触れ始めて2〜3年経った頃、2019年の夏に同じく三鷹SCOOLで観て、衝撃を受けた『顔が出る』から、テアトロコントや『おいなりさんラジオ』もあったけど、本公演としては3年ぶり。『顔が出る』は、1回観ただけでは物足りなくて、2回観劇に行った。コメディでも不条理劇でもなくて、まったく新しい上演の感触で、うまく言い表す言葉はないんだけど、私はそのときの出来事
日記というものを書いてみようと思うのだが、
日記など続いたことがない。だけども、なにかしら書くということをとりあえずやってみるきっかけとして、日記という体は比較的手っ取り早いところにある。日記を書いていてむず痒いのは、たとえばその日一日の出来事を振り返って、こんなものか、と思ってしまい、自分の一日というもののくだらなさに直面して耐えられなくなるのである。逆に、まさに日記のような一日、すべてが上手くハマった、みたいな日があっても、それはそれで
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