【トレンドつかむ】DeFiランキングTOP3を解説。
→10分で聞き流し
こんにちは、さいとうです。
今回は、
・DeFi預かり資産ランキングTOP3の特徴
・今のDeFiのトレンド
を解説します。
■背景
まず、DeFiの預かり資産ランキングから。
預かり資産とは、どれくらいのお金が、そのプロジェクトに入っているかを表すもの。
つまり、多ければ多いほど、使っている人やお金が多いということになります。
しかし、この3つは同じDeFiでも、使われ方が異なってきます。
それぞれの特徴を理解して、今のDeFi市場はどう使われているかを、読み解いていきます。
■3つの特徴
・Maker→ステーブルコイン発行
・Curve→ステーブルコイン同士交換
・Aave→レンティング
▶︎Maker
・仮想通貨担保に、ステーブルコインを発行する
・分散的なステーブルコイン「DAI」が発行できる
・自律分散型組織「MakerDAO」によって運営される
▶︎Curve
・DeFiの中の、DEX(分散型取引所)
・主に、ステーブルコイン同士の交換に使われる
・「安い・早い・安全」な取引
▶︎Aave
・仮想通貨の貸し借りができる(レンティング)
・貸す側は、利息得たり、枠を提供し利用料得る
・借りる側は、無担保で借りられる
■リスクを減らしたい人増える
このTOP3から見えることとして、「リスク」を減らしたいユーザーが、増えつつあるということを表していると思う。
なぜなら、「ステーブルコイン」の需要が増えていると感じるからです。
以前は、
利回り大きい、
規制されたくない、
などで使われていたDeFi。
最近は、
やりたい人が増える、
利回り大きいけどリスク減らしたい、
という人も増えてきた。
Makerが上位なのを見ると、分散、安定のステーブルコイン「DAI」の需要が増えているのを感じる。
Curveからは、ステーブルコイン使った取引が増えていると感じる。
例)
→このDeFiでは、このコインしか使えないのか。
→Curveなら、交換できるじゃん!
→使おうっと
Aaveは、ステーブルコインとは少し離れますが、ユーザーメリットが大きいことが見て取れます。
DeFiはリスクがあり、預ける資産によっては、1日で何十%変動などもあり、安定しないことも。
そこを、「ステーブルコイン」という米ドルを使うことで、変動リスクを減らすことができます。
分散的に、リスクを減らして、リターンが大きいDeFiを使いたい人が増えているとみれます。
■これからどうなる?
最近、多くの国がステーブルコイン規制に動いています。
「結局、今だけ?」と思うかもしれません。
しかし、ぼくは規制をプラスに考えています。
こういった規制を通して、怪しいプロジェクトなとが、どんどん消え、ユーザーが安心してDeFiを使えるようになっていくと思うからです。
DeFiの中には、資金繰りや仕組みが、怪しいものも多くあります。
そこを規制によって、監視が厳しくなり、下手なことはできなくなるので、健全なプロジェクトが残っていく。
もしかしたら今ほどのリターンは無くなるかもしれませんが、金融の新たなカタチとして、これからもどんどん発展を期待しています。
楽しみにしたいです。
では。
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