GarageBandで外出自粛(自宅練習)
新型コロナの影響でライブはもちろん、バンド練習も難しい昨今、バンドメンバーと練習できる機会は大きく減っていると思います。自宅にいることが多い今こそ、自宅練習をして上手になるチャンスかもしれません。
iPhoneやipadを使用されているギタリストさん、ベーシストさんはGarageBandを使えば外出自粛(自宅練習)が手軽にもっと楽しくなると思い、記事を書いてみました。
GarageBandとは
GarageBand(ガレージバンド)は、アップルが開発した初心者でも使いやすい音楽制作ソフトです。
私は作曲して遊んだり、練習に活用しています。iPhoneやiPadなら持ち運びが楽で準備が簡単なのもポイントです。PCの準備や複雑な配線も必要ありません。
準備するもの
・iPhone、iPadなどGarageBandが動作する端末
→古い端末だとGarageBandに対応していないことがあるので注意しましょう。
・iPhoneに接続できるオーディオインターフェース
→ギターやベースをiPhoneと繋ぐ為に必要です。イヤホンジャックやLightningケーブルを利用して接続するものがほとんどです。様々な製品があるので予算と好みで選びましょう。こちらも対応機種や対応OSに注意してください。
・シールド
・イヤホン、ヘッドホン
→ギタリスト、ベーシストのみなさんは持っていると思うので省略します。
これだけです。iPhone、ipadユーザーなら買い足すものはオーディオインターフェースくらいです。
接続例
私はオーディオインターフェースにLine6 sonic port vxを使っています。他のインターフェースでは接続方法が異なるかもしれませんが、ほぼ同じだと思います。
この例ではエフェクターボードを経由していますが、ベースを直接オーディオインターフェースに繋ぐのが1番シンプルな構成になります。
※注意
sonic portはios13から使用できないトラブルがありました。ios13.4からは使用可能になりましたので端末のiosバージョンに注意です。他のオーディオインターフェースにおいても動作確認をして購入されるのが無難かと思います。
※追記(2020/9/11)
この環境で数年間使っていますが、iosの大きなアップデートの際は突然使えなくなることが多いです(不具合の度に改善されている)。
前述したios13の時のように数ヶ月という長い期間使えなくなる可能性もありますので注意しましょう。どのオーディオインターフェースでも起こりうることだと思いますので、iosのアップデートは様子見しつつ行うことをおすすめします。
※追記(2020/9/19)
現時点でsonicportはios14での動作は問題無さそうです。
使い方
メトロノームの正確なテンポに合わせて練習したり、ドラムトラックを作ってフレーズを考えるのも楽しいです。適当に作曲してみるのも面白いです。
自分の演奏を録音して聴いてみると、気づいていなかったミスや癖を確認できるかもしれません。
バックグラウンドで練習したい曲を流せば、コピーにも役立ちます。曲のファイルをトラックに貼り付けることもできます。
なにより自宅でアンプに繋いだ音で練習できることが嬉しいポイントです(笑)
最後に
GarageBandだけではなく、他にも練習できそうな無料アプリはたくさんあります。あまりお金をかけずに自粛できますし、練習の効率が上がるのでおすすめです。
以上です。
追記:2023/2/22
この記事を執筆した当時、私が紹介しているsonic port vxは現時点で生産終了品となっていますのでご注意を。
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