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ディスペランツァくんのメイクデビュー戦を振り返る「馬体重」「馬場を気にした」 #ターファイト #一口馬主

いやあ、負けました。


とはいえ、
そこら中で「太い」という言葉を聞いていたこともあり、
まあそうだろうなとも思いつつ。


※承前


■どんなレースに出たのか

8/26(土)小倉5R
芝2000m


事前に「強敵」とされた馬は3着止まりで、
小倉らしく前目につけて4角で先頭に立った1着馬が押し切って、2着馬は粘り切った感じ。

12 ディスペランツァくんは反応が芳しくなく、
直線でも伸びきれず5着まで。


というわけで、
レース映像や全周パトロールを見ながら以下をメモしていく。

※クラブ掲載の騎手・調教師コメントも参考にしながら書きます


■スタート~向こう正面

ゲートはそんなに遅くないと聞いてたけど
少し後手をふみつつ発馬。

11 ゲインサポートが外によれて少し影響があったようですが、
カバー自体はできたと西村騎手。

1コーナーまでに前めにつけられるくらいのスピードと操縦性は見られた。
向こう正面で6番手 外3頭分くらいを追走。

ちなみに、
内枠の1 エクレシアが逃げて、
勝った8 メイショウゴーフルが2番手、2着の11 ゲインサポートが3番手追走。
残り800mくらいで少しずつペースがあがって
1番人気で3着の 9 メリオーレムが外目をしかけていく。
4着の7 セレストもまくり気味にコーナーをまわる。

ディスペランツァくんは2列目の内を確保しつつ、
3角ですっとあがっていければなあ…
というあたりで、西村騎手がかなり押して押しての状況。
騎手もこのあたりで「手応えは怪しかった」というコメント。


■3角・4角~直線

「外伸びの馬場でなんで内に入れたのか」
という感想をどこかで見かけたのだけど、
1着馬がだいたい同じコースを通ってたし、
3角での手応えの悪さと、外にメリオーレムがいたことを考えると
あそこから外に出して伸びていたかというと微妙かもしれない。

レース全体の上りが3F 35.3のなかで、
36.0の3Fの数字。
直線を向いて内からいきそうな感じもあったけど、
見ているかぎり、上位馬には脚色が劣りスタミナ切れという印象。


■まとめ

  • まずは無事に走り切ってくれたことに感謝。自分は一口馬主としての出資がはじめてなので、初レースで掲示板確保ということで吉でしょう。

  • 敗因についてはいくつか出ていて、
    見た目でもわかる大きな1つが「太め残り」。これは、チャンピオンヒルズ行きや入厩時の馬体重とそんなに変わっていないということや、調教コメントでもたびたび触れられてきていたし、新聞でも、さらにパドックでも「oh…」という感じもあったから、まあしょうがないかなあと。

  • この馬の愛らしい点の1つが、「カイバ爆食い」で体重が落ちないあたりなので、そのあたりは変わらないでいてほしいなとも(体重は落ちてほしいですが。500キロくらいまで)。

  • ここらへんは素人の疑問になるのですが、「調教で体重が落ちない場合はどうするのか?」という。思いつく範囲だと、「さらなるハード調教、カイバに工夫、レース使う」あたりかなと。後述しますが、次走も決まっているようで。大型馬は使いつつ、というかんじでしょうか。

  • もう1つの気になる点は、鞍上だからこそのコメントで「芝コースの経験が少なく馬場を気にしていて身体をちゃんと使えなかった(芝が駄目って事では無く、経験すれば問題なくこなせる)」という話。もともと大飛びの馬で、少し雨が降ったこともあり、芝の走りを気にしていたよう。調教でも「8/9週報」で芝コースを体験はしているのだけど、結果論としては走るのに少し戸惑っていたようで。

  • 「スタミナ切れ」の印象だった初戦ですが、吉岡調教師は「太め残りのせいと考えている」とのことで、中1週ですがおそらく次走は阪神開幕週の同距離では?と観測あり。

  • というわけで、「太め」「芝の走り」の2つの要因をうまく調整いただけるとうれしいなと思います。開幕週を選んだあたりはそれだと思いますが、このあとはプロのお仕事にお任せで、いちファンとしては今後も引き続き応援していきます。

  • とはいえ、怪我などなきよう。阪神の坂の適性が気になるところですが。


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