距離適性ってどうしたらわかるんだろう? #ディスペランツァ #一口馬主
ちょっと遅くなってしまいましたが、
やろうと思って積み残していた
ホープフルSのレース回顧をまさかのこのタイミングでやります。
最初に、9 タリフラインのご冥福をお祈りいたします。
□レース回顧
スタートして内枠を生かして2 ヴェロキラプトルがハナを切る。人気どころでいうと6 (外)シンエンペラーや11 ショウナンラプンタが前目先行。13 レガレイラは後方待機。
12 ディスペランツァくんはわりと押していくも、外目から中段後方に位置づけ。頑張っておっつけてもGⅠレベルだとこれくらいの位置取りになっちゃう。
レースはわりと落ち着いた展開に。1000mは60秒ちょうど。3~4コーナーにかけて動く馬も出てきて。
直線。2着の6 (外)シンエンペラーは早め先頭でソラを使った?ような最後の手応え。3着の5 サンライズジパングは前目で粘る。13 レガレイラは道中、ほぼ最後方から外を回して抜群の手応えで前をまとめて差し切っての勝利。実力が違った。
ペラさんは結果論だけど、このレースの着順だけで見たら押して出ていくよりも末脚にかけたほうがよかったかもしれない。3コーナーですでに手応えが怪しくなっていて、直線で一瞬、前にいた内・8 インザモーメントと外・11 ショウナンラプンタの間に1頭分、スキマができた。ここで身体を突っ込んでいけるような手応えがあれば、まだわからなかったかもしれない。 ※そのあと前が詰まって外に追い出している
レース後にモリス騎手も、「いざ追い出すと脚が上がっていて反応がありませんでした」と距離が長かったとコメント。
ただ、例えばマイルに軸足を移していこうとしたら、どうやっても追走である程度、前目につけられないと勝負にならない気がするのも事実。このあたりが難しいところ。
□距離適性ってどうしたらわかるんだろう?
で、
主題へ。
実は新馬戦の西村騎手、未勝利のあとのデムーロ騎手と、距離については2000mは…というコメントがあったりした。
ただ、
厩舎サイドの捉え方は「ある程度、長めもいけるのでは?」という捉え方をしてるのをいくつか見てとれていて、
そのあたりの「調教でのスタミナがありそうな雰囲気」と
「実戦・レースでの騎手の感覚」との”ズレ”があるのはなんなんだろう?
というのが今回の書きたかったこと。
実は、デビュー前に馬体を見てコメントしてるある人が
ペラさんの写真をみて「マイラーでは?」と言ったことがあったのを思い出した。
とはいえ、走り方がストライドが大きいタイプなこともあって、どうなんだろうという。
まあでも、この馬体をみるとまだ太いのだけど
距離を延ばすよりは縮めるほうがいいのかなあ。
「距離適性 競走馬」で検索してもあんまり公式っぽい情報が見当たらなかったのだけど、
おそらく
スピード+スタミナ+スタートの出方+血統+馬体の特徴+走り方+実際に走ってみての結果…
などさまざまな要因でこの「距離適性」なるものが決まってくるのだと思う。
ペラさんは年が明けて3歳になりました。
クラシックディスタンスというよりは
距離をマイル中心で使っていくという判断がなされたけど、
実際にレースで走ってみたらどんなかんじになるだろう。
じっくり楽しみに待ちたいと思います。まる。