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whiz deletion とは?

生成文法の本を読んでいたら、
whiz deletion」という言葉に出くわした。
意味が明確にわからなかったので調べてみた。

「whiz deletion」とは、
「『関係代名詞+be動詞+形容詞』から、関係代名詞とbe動詞などを削除すること」。

「deletion」が「削除」を意味するのはすぐにわかったが、「whiz」ってなんだ?、と思って調べてみた。

言語学者の名前か何かだと思ったら、
「whiz」の「wh」は関係代名詞のことで、「iz」はbe動詞を表しているらしい。
確かに、関係代名詞は「who」「whose」「whom」「what」など「wh」で始まるものが多い。

「iz」はきっと「is」(イズ)でbe動詞を代表させたのだろう。

今年に入って本格的に「生成文法」に取り組んでいるが、馴染みのないの用語が多く、辟易する。だが、こういう専門用語を覚えるのは悪くない。辟易しつつ何か楽しい。


a glass which is filled with water 
(水で満たされたグラス)を
whiz deletion」すると、
a glass filled with waterとなる。

今までは、このような文法を説明するなら、「be filled with ~」のように熟語として形容詞を用いる場合には、「関係代名詞『which』とbe動詞『is』を省略できる」と言っていた。
しかし、「whiz deletionね!」と言えばそれで終わる。便利なのでいちおう覚えておこう。

「whiz deletion」の発想は、現在分詞や過去分詞の「後置修飾」と似ている。同じものなのかどうかは、これから生成文法を学ぶ中できっとわかってくるのだろう。


https://en.m.wikipedia.org/wiki/Whiz_deletion


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「生成文法」に関する記事はこちらのマガジンに収録しています。

https://note.com/piccolotakamura/m/m8a00821145be


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山根あきら | 妄想哲学者
記事を読んで頂き、ありがとうございます。お気持ちにお応えられるように、つとめて参ります。今後ともよろしくお願いいたします

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