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詩 | 花と華

たまたま魂が抜けるとき
華があっても私には
花はなきものとなる

魂の抜けた花は
虚空を旋回して
千回呼んでも見えはしない

あなたはだ~れ?
もう一人の私が尋ねる
ここに私はいるだけで…

あなたには華がある
笑えば…だけどね
あっそう…

笑えない私には
華がないのかしら?
私はあなたを糾弾する

あなたには華がある
泣けば…だけどね
あっそう… 

泣けない私には
華がないのかしら?
私はあなたに拗ねてみる

花は花のままでいてね
花はそこにいるだけで
華があるよ

私はその言葉を
待っていた
私は花のままで
ありつづけたいよ

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山根あきら | 妄想哲学者
記事を読んで頂き、ありがとうございます。お気持ちにお応えられるように、つとめて参ります。今後ともよろしくお願いいたします