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短歌物語 | もう夏も終わったのねと呟いて

恋の終わりの短歌

👨

君の手を初めてとった
夏の日が最高潮の僕の思い出


👩

そんなには好きじゃなかった君だけど
熱意に負けて付き合っただけ


👨

恋なんて深く愛した者の負け
別れを恐れいつもビクビク


👩

女には女の世界があるものよ
ルパンじゃないけどそんな気分よ


👨

こんな折りギャグを挟むのやめてくれ
せめて最後はサヨナラ笑顔


👩

男ってきれいに別れたいんだね
別れは泥で汚れるものよ


👨

そりゃひどい
最後くらいは美しくきれいな記憶
残したいのに


👩

わがままね
いつまで寝言言ってるの?
寝言は寝てから言えばいいのに


👨

ぐうの音も出ないくらいの物言いが
僕の心をズタズタにする


👩

恋なんて汚れる雪のようなもの
降り落ちたなら汚れゆくだけ


👨

憎み合い別れるなんて今までの
思い出汚す壊滅的に


👩

新しい一歩を望むものならば
破壊すべきは完膚なきまで


👨

愛しさがかけらになって散らばって
ガラスのようにもとに戻らず


👩

男って美化ばかりして現実を
見ないものよね  哀れなりけり


👨

悔しいがそういう面はあるかもね
もう一度だけ  考え直してm(_ _)m


👩

無理は無理  駄目は駄目だと言っとくわ
私たちもう すでに終わりよ


👨

女々しいと言うなら言えばいいけれど
僕の心は 君だけだった


👩

まだなにか 言いたいことが
あるかしら?
ここでそろそろ  おいとましたい


👨

グダグダと未練たらしい男だと
言われてもまだ 君のことスキ


👩

もう夏が終わったのと同じこと
冷めた思いは  もとに戻らず



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山根あきら | 妄想哲学者
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