同じ税理士なのに、同じ税理士でも。
内閣総理大臣になるためには、国会議員にならねばならない。
衆議院議員でも、参議院議員でも、どちらでも良い。
また、小選挙区の当選だろうが、比例区の当選だろうが、どちらでも良い。
だが、現実には、参議院議員で総理大臣になった人はいない。憲法や法律の建前はともかく、内閣総理大臣になるには、現実的には、小選挙区で当選した衆議院議員でなければならない。
こんな話を昔聞いたことがある。
一般の人には、どうでもよいことであるが、例えば税理士という職業。
いちばん優秀なのは、公認会計士試験に一発で合格する人。公認会計士になれば、税理士業務も監査業務もできる。
2番目優秀なのは、財表・簿記の会計科目、法人税・所得税・プラスもう1つの税法科目という5科目に一発で合格する人。
3番目に優秀なのは、1回の受験で5科目すべてに合格出来なくても、1つ1つ合格した人。
それより下のランクは、大学院で修論を書き、会計科目あるいは税法科目免除で税理士になった人。中には「ダブル・マスター」という、大学院修士課程を二回終了して全科目免除で税理士になる人もいる。
お手軽と言っては語弊があるが、国税専門官になって何十年間か働けば、税理士試験免除という道もある。
今では、ロースクールに行って、弁護士資格をとる人もいる。弁護士資格があれば、会計知識や税法知識がなくても、税理士業務はできる。
まぁ、いずれにせよ、資格をとってからどれだけ実践の中で学ぶかが大切なんだけど、合格の仕方により、優劣をつけたがる人もいる。
はい、ただの戯れ言。実際のところは私は存じませんが。。
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