エッセイ | たまにはやり過ぎもいいかもしれない
「過ぎたるは及ばざるが如し」
「腹八分目」
古今東西問わず、ほどほどの良さ(中庸の美徳)をとく箴言がある。確かにたいていの場合、ほどほどが良いという場合が多い。
これから試合や仕事があるときに、腹一杯食べればパフォーマンスが悪くなるのことは目に見えている。
明日テストがあるというときに、一睡もせずに一夜漬けをしても逆効果になるということも事実だろう。
しかしながら、運動にせよ、勉強にせよ、試合や試験のときに、必ずしもベストな体調かつ充実した精神状態で臨むことができるとは限らない。不調のときでも頑張らざるを得ないこともある。
昔のほうがよかったとは言わないが、最近「根性」っていう言葉を聞かなくなった。スポーツも勉強も「科学的に効率のよい方法」で練習することが当たり前になっている。
科学的シミュレーションだって外すことはある。運動だって、勉強だって「もうこれ以上無理!」というくらい過剰にやってみることがあってもいいんじゃないか?
いざというときのパワーは、限界まで挑戦したことがないとわいてこないのではないだろうか?
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記事を読んで頂き、ありがとうございます。お気持ちにお応えられるように、つとめて参ります。今後ともよろしくお願いいたします