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クラウドファンディング「誰にも頼れない妊娠をなくしたい。居場所とつながりの支援を一緒に」スタート!!

クラウドファンディング開始のお知らせ

こんにちは!NPO法人ピッコラーレです。
今年3月に実施した「孤立した若年妊婦が『ただいま』と言えるHOMEを。一緒につくるマンスリーサポーター300人募集キャンペーン!」では多くの皆さまにピッコラーレの仲間になっていただくことができました。キャンペーン期間中にご寄付くださった皆さま、応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました!

そしてこの度、ピッコラーレの各活動をさらに推し進めていくために、本日よりクラウドファンディングに挑戦することになりました!目標金額1,000万円という大きな挑戦です。
ぜひ皆さまのご支援、応援をよろしくお願いいたします。

クラウドファンディング概要

目標金額:1,000万円
実施期間:9月12日(月)11時〜10月31日(月)23時
資金使途:相談事業(妊娠葛藤相談窓口「にんしんSOS東京」)や居場所事業 project HOME(若年妊婦のための宿泊可能な居場所「ぴさら」や包括的性教育を地域に広げる「ピコの保健室」等)、「性と生殖に関する健康と権利」(SRHR)に関する政策提言や、相談員の育成・「妊娠葛藤」に関する啓発を目的とした研修等、事業全体にかかる費用
支援ページ:https://readyfor.jp/projects/piccolare2022

代表 中島よりメッセージ

いつも温かいご支援をいただき、ありがとうございます。
ピッコラーレ代表 中島かおりです。

本日9月12日(月)11:00〜、クラウドファンディング「誰にも頼れない妊娠をなくしたい。居場所とつながりの支援を一緒に」がスタートしました。
ぜひ皆さまに、私たちピッコラーレの挑戦を応援していただければと思い、こちらにメッセージを掲載します。

私たちは「にんしんSOS東京」を開設以来、社会が生み出す「妊娠葛藤」の課題や、それら課題を背景とした「妊婦の孤立」の解消を目指して、活動を続けています。
しかし今なお、駅のコインロッカーに、公園のトイレに、生後間もない乳児が遺棄されていたというニュースが後を絶たない、この現実に、私たちも、社会も、目を背けてはいけないと思っています。

妊娠の孤立の背景に何があるのでしょうか。
2020年にピッコラーレが発行した「妊娠葛藤白書」であぶり出されたのは、様々な要因が蜘蛛の巣のようになって絡み合って妊娠葛藤や妊娠の孤立を強めているということ、そしてそれらの要因の多くが社会システムの不備によって生じている、ということでした。

コロナ禍の中、それらの困難は解消されるどころか、大きく膨らんで、妊婦に重くのしかかり、「身体の自己決定」ができないまま、孤立し漂流する妊婦と出会っています。
自己決定がこんなにも難しくなってしまう大きな理由の一つは、選択肢がないことです。
一人一人が手にすることができる選択肢は、その人自身が持っている社会資本の種類や量に依存していて、選択の幅に不平等さがある状態です。

妊娠は自己責任という現状の中で、その不平等を変えていくためには、何が必要でしょうか?
私たちは選択肢を増やしていくためのロードマップを考えました。
そしてロードマップの一つ一つを社会に提言しているうちに気がついたことがあります。 それは、「セクシュアルリプロダクティブ・ヘルス/ライツ(SRHR)」を守るための法律が今の日本にはまだないということ。
全ての人のSRHRを叶えるためには、リプロダクティブジャスティスという視点で、法律や制度によって「身体の自己決定」を保障し、 差別を禁止する・不平等を解消することから社会全体のスティグマをなくすことが必要です。

そして、何よりも、私たちが出会っている彼らのことを多くの人に知ってもらい、共に寄り添う市民が増えることが大切だと考えています。
私たちは、ピッコラーレに繫がる人たちを応援してくれる市民の皆さんが一人でも多く増えることを願い、クラウドファンディングの挑戦を決めました。
そうした仲間が増えることが、まちを変え、社会を変え、ビジョンの実現につながると信じています。

ピッコラーレはこれからも皆さんと一緒に、 「にんしん」をきっかけに、誰もが孤立することなく、自由に幸せに生きていくことができる社会を目指して、活動を続けていきます。皆さまの温かいご支援をよろしくお願いいたします。

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◆「誰にも頼れない妊娠をなくしたい。居場所とつながりの支援を一緒に」
https://readyfor.jp/projects/piccolare2022
目標金額:1,000万円
(※目標金額に達しない場合、全額返金となる「All or Nothing」方式)
実施期間:9月12日(月)11時〜10月31日(月)23時
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「ぴさら」に響く「また来るねー」という声を聞きながら、「妊婦を孤立させない、漂流させない」という決意と共に、感謝を込めて。

NPO法人ピッコラーレ
代表理事 中島かおり

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