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文字を読むのはお好きですか?

私はYouTubeを見るのがあまり得意ではない。

デジタルネイティブ世代がいきなり何を言い出すのかと思うだろうが、実際そうなのだから仕方がない。

画面の前に構えてじっ!と集中して動画を見るのがどうも性に合わないようで、見るとしてもPCで作業しながらバックグラウンドで垂れ流す、みたいな感じになってしまう。よっぽど前々から楽しみにしていた、とかじゃないと気合い入れて見ることができない。

どちらかというとながら聞きできるラジオやポッドキャスト、自分のペースで読み進められる本やwebマガジンとかの文字媒体の方が好きだし、自分にはそういう習性でもあるのだろう。

自分は文を読むのが人よりだいぶ速いらしく、そのことで驚かれることもよくあった。あと、漫画はあまり買わない。一瞬で読み終わってしまうから。読みたいタイトルはたくさんあるんだけど。


読むものでいえば、ライフスタイルや愛用しているモノを紹介しているブログがとても好きである。

お気に入りはトバログ、monograph、DRESS CODE. の3つ。高校生の頃に見つけてそこからよく読むようになり、更新を楽しみにしていた。

トバログは生活が楽しくなるガジェットと賃貸DIY、monograph はデザインが良くて便利なモノたち、DRESS CODE. はフィルムカメラとファッション、などなど(他にも面白い記事沢山あります)それぞれ本当に好きなことを書いているんだなと、楽しそうなのが伝わってくる文章だった。今になって考えると、彼らのモノ選びの眼は確実に自分に影響を与えている。

ところがある時からこのブログたちの更新頻度がだんだん減ってきて、なんでだろう?と思っていたら…
「YouTube始めました」のお知らせ。

それを境にブログの方は更新が止まったり、たまーーに記事が出たりするくらいになった。もう完全に動画の方に活動の場を移したのだろう。YouTube全盛の時代に当然の選択だと思う。

しっかりと自分の軸をもってコンテンツを作ることに定評のある彼らはYouTubeでも人気になり、前より多くの人に知られるようになっている。一ファンとして喜ばしいことだ。

しかし、個人的には大問題である。
前述したように私は文章を読む方が好きで、動画を見るのは苦手なのだ。

見る気になるまでがすごく長い、YouTubeは。面白そうな動画をいったん保留すること関して私の右に出る者はおそらくいない。なにせ「後で見る」リストには100本以上の雑多な動画たちが溜まっているのだから。

そんなわけで、彼らのコンテンツにはブログ時代ほどたくさんは触れられていない。気分が乗ったときだけ、少しずつ見ている。でも、こういう向き合い方もそれはそれで良いのではないかと、最近はそう思う。

現代において、世間的にはおそらく文字媒体より動画が好まれているのだろう。だからといって、自分が欲しいコンテンツを諦めるのは何だか悔しい。
なかなか馬が合わない話である。


〜登場した方たち〜
トバログ
ブログ: https://tobalog.com/ 
YouTube: https://youtube.com/@tobalog_toba  

monograph
ブログ: https://number333.org/ 
YouTube: https://youtube.com/@monograph_  

DRESS CODE.
ブログ: https://www.fukulow.info/  
YouTube: https://youtube.com/@Yuta_Hiraoka 

monograph堀口さんとDRESS CODE.平岡さんに至ってはモノが好きすぎて自社で作っている
株式会社drip: https://drip.base.shop/ 
(大学が都内にあったなら絶対ここにインターン行きたかった)


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