平成を振り返ると、こんなに変化する時代はもう無いのではと思う
平成が終わるなんて、遠い未来の話だと思っていた
「平成が終わる」
そのニュースを初めて聞いたのは、2016年の夏だった。平成生まれの私は、その日が来るのをまだまだ遠い先だと思っていた。だけど、思ったより早くその日を迎えることになった。
というより、終わることなんて意識したこともなかった。
私の平成を振り返ると、いろんなものが進化していく過程を見れた気がする。
一番変化したのはインターネット
6歳くらいの頃に、自宅にWindows95があったのを覚えている。父親が海外出張が多かったので、父親とメールをするためにパソコンの使い方を教えてもらった。
回線はダイヤルアップで、繋ぐのにも時間がかかった。写真を送ろうとすればパソコンがすごく重くなった。
そういった背景もあり、物心ついた頃にはすでにインターネットがあった。
ガラケーの進化の早さ
小学校に入ると、友達ともパソコンや母親のガラケーからメールのやりとりをするようになった。
母親の最初のガラケーは白黒画面のものだった。そのあと、画面がカラーになり、カメラ付きになり、テレビも見れるように進化していった。
勝手に着メロ買ったり、待受画面を変えたり、子どもながらに使いこなしていた。私は携帯電話が大好きだったので、何度も買ってほしいとおねだりをしたけど、結局卒業まで買ってもらえなかった。
ソーシャル発信のはじまりはホームページ
中学に入学して、念願の携帯電話を買ってもらった。今までと違ったのは携帯電話で自由に「インターネット」が使えること。
当時流行っていたホームページを友人と一緒に作り、掲示板で学校や他校の友達と交流をするようになった。プロフィール、日記を書いたり、アルバムに写真をアップしたりするのがとても楽しかった。
SNS、ブログの流行
中学卒業間近くらいで、モバゲーが流行った。オンライン上でゲームができる上に、アバターを通して人と交流できるのが新しかった。
高校に入学して、ミクシイも流行った。当時招待制だったので、アルバイト先の先輩に招待してもらって使いはじめた。学校の友達とゆるく繋がって、日記を読めばみんなの頭の中が見えるのが楽しかった。
私は、ネイルサロンや美容院をミクシイのコミュニテイで安く行けるところを探すのにも使っていた(それが今のミニモになっている)
さらに、ホームページの代わりになる「ブログ」が大流行した。当時使っていたのがガラケーのデコ絵文字が使える、デコログだった。
アルバム機能があったり、記事は鍵付きにもできるしくみで、鍵付きの記事を投稿すると病んでいるのでは無いかと友達に心配されたりする(笑)
iPhoneの登場
大学に入って、iPhone4を買った。当時アメブロが大ブームで、今までガラケーで撮って載せていた写真では画質が悪すぎたからだ。
当時、moreBeaute という顔を美白にできるアプリがあって、初めて使った時は「アプリってすごい・・!」と衝撃を受けた。
その頃からFacebookやInstagramを使いはじめた。とはいってもInstagramに関してはアメブロに載せる写真の加工アプリとして使っていた。
そこからは、今までのような爆発的な進化は感じなくなっている。もちろん、目に見える進化はしているのだけれど。なぜだろうと考えてみると、私たちが生きてきた時代のイノベーションを見てきたからかもしれない。
平成に生まれてよかった
ゆとり世代だとか、不景気だとか、就職難だと言われ続けてきた私たちだけど、インターネットという大きなイノベーションを見て、体感できて、最高の時代に生まれたと思う。
次、令和は私達より下の世代の時代。少しでも生きやすい時代になればいいなと思います。
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