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MSCIから見る!世界からの日本の見え方|

今日は 「MSCI(エムエスシーアイ)」 というちょっとカッコいい響きの指標を使って、「世界の投資家から見た日本」 について語りたいと思います!

「MSCIってなに?」と思った人、大丈夫です!わかりやすく説明しますね。

MSCIってなんぞや?

MSCI(Morgan Stanley Capital International) は、世界中の株式市場を分析して「どの国の市場がどれくらいの存在感を持っているか?」を評価する指数を作っている会社のことです。
特に有名なのが 「MSCI ACWI(オールカントリーワールドインデックス)」 や 「MSCI World」 などの指数で、世界の投資家たちはこれを見ながらどこに投資するか決めているんです!

世界の中の日本の立ち位置は?

さて、日本は世界の投資家からどんな風に見られているのでしょうか?MSCI ACWI(オールカントリーワールドインデックス)を見てみると・・・。

✅ 1位:アメリカ(約60%)
✅ 2位:日本(約6%)
✅ 3位:イギリス(約4%)

「え、日本って2位なの!?やるじゃん!」と思ったあなた、実はこれ 1990年代には日本の比率が40%くらいあった んですよ!
つまり、昔の日本は「世界の投資家がガンガン買ってた超モテ市場」だったのに、今は「まぁ、ちょっとは持っておくか。」くらいの立ち位置になってしまったんです!
ちょっと悲しい😭

日本の評価が下がった理由

日本が世界の投資家からモテなくなった理由はシンプル。

①バブル崩壊(1990年代)以降、長引く不景気で株価低迷
②経済成長率が低い(アメリカや中国と比べてパワー不足)
③コーポレートガバナンス(企業経営の透明性)が弱いと見られていた

特に③については、「日本企業って株主よりも社員を大事にしすぎじゃない?」みたいな評価をされていて、海外投資家が日本株を避ける理由になっていました。

最近の日本、ちょっと復活!?

最近の日本株はちょっと熱い!なぜか?

✅ 政府が「資産所得倍増計画」とか「NISA拡充」とかを進めて、日本株を盛り上げようとしている!
✅ 企業のROE(自己資本利益率)向上を求める動きが強くなっている!(トヨタがROE20%目指すって言ってた!)
✅ 海外投資家が「日本の株、割安すぎるから狙い目かも?」と買い始めた!

実際に、MSCI Japan(日本の株式指数)も2023〜2024年でググッと上昇している ので、日本株への期待がちょっと戻ってきてます!

まとめ:これからの日本はどうなる?

MSCIのデータを見ても、今の日本は「世界の中での存在感は小さくなったけど、最近ちょっと復活の兆しあり!」という状況。
これからのポイントは、企業がもっと利益を出せる体質になれるか? というところです。

もしこのまま日本の企業が変わらず、「株主よりも会社の安定を大事にするスタイル」のままだと、世界の投資家は日本株をあまり買ってくれないかもしれません。
逆に、トヨタみたいに「ROE向上!」みたいな動きが広がれば、もっと世界中のお金が日本に集まってくる可能性は十分にあります!

ということで、日本の株式市場の未来はまだまだ面白そう!投資に興味がある人は、世界の投資家が日本をどう見ているか もチェックしながら、株式市場を楽しんでみましょう!

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