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マンション管理組合が資産運用を始める時代に突入!このネタを保険営業に使おう!
最近、マンション管理組合が修繕積立金の資産運用を始めているって知っていますか?
「え、修繕積立金ってただ貯めてるだけじゃないの?」と思った保険営業マンの方はその認識をアップデートしましょう!
と偉そうに言ってますが僕も今日知りました。
なので「初耳だ!」という人は一緒に知識のアップデートをしましょう!
今回は、管理組合の運用ニーズの高まりと、それをチャンスに変える保険営業のアプローチについて分かりやすく解説します!
なぜ今、マンション管理組合が運用を考えているのか?
マンションの修繕積立金は、長年にわたって住民から集められ、大規模修繕の資金として使われます。
しかし、最近はその仕組みに問題が・・・。
✅物価上昇で修繕費用が想定より高くなっている!
✅住民が積み立てたお金だけでは足りない!
という問題を抱えるマンション管理組合がちらほら。
💡それなら、資産運用で増やそう!
という事で管理組合が運用商品に目を向けるケースが増えているんです。
例えば、住宅金融支援機構が提供する「すまい・る債」は、マンション管理組合向けの運用商品で、2024年度の応募数は前年より3割増加!
管理組合の意識が確実に変わり始めているってことですね。
しかし、「すまい・る債」の利回り(2024年度発行分)は0.5%程度なので物価上昇率を考えると対策として十分ではありません・・・。
管理組合はどんな運用をしているの?
現在、マンション管理組合の運用方法として主に以下のようなものがあります。
① 定期預金(35%)
▶️「とりあえず銀行に預けておこう!」というスタンスの管理組合がまだ多い。安全だけど利回りは低め。
② すまい・る債(19%)
▶️国が販売する低リスク債券。利回りは0.5%(認定を受けると0.55%)。これでも応募が増えている!
③ 融資型クラウドファンディング(CF)
▶️最近登場した新しい運用手法。予定利回り1〜3%とすまい・る債を上回るが、管理組合にとってはまだ未知の領域。
修繕積立金は前述通り、マンションの大規模修繕をする為に入居者から集めた貴重な資金なので、「とにかくリスクは取りたくない」というのが管理組合の共通認識。
ただ、低金利時代が終わり、「お金を預けるだけでは増えない」という現実に直面し、少しずつ運用に前向きになってきています。
このような事情を受け、“マンション管理組合向けの運用商品“を開発する金融機関も今後はどんどん出てくるのでは?と僕は思っています。
(実際に開発している金融機関も既にある!)
保険募集人として、どうアプローチできる?
今回のこの情報は保険アプローチにも使えます!
①自宅の修繕積立金準備アプローチ
自宅の修繕が必要なのはマンションだけではありません。戸建て住宅も、もちろん必要です。
✅戸建て住宅も修繕積立金の準備が必要である事。
✅インフレも考慮した修繕積立金の準備が必要な事。
✅マンション管理組合でも修繕積立金の運用を検討している事。
→「マンション管理組合でもインフレ対策として修善積立金の資産運用を検討している時代ですよ!」
✅修繕積立金の準備には“変額保険“が向いてる事。
→インフレ対策もOK!そして自分に万が一の事があっても家族に修繕積立金を残してあげられる!
②マンション管理組合へのアプローチ
最近ではマンション管理組合は管理会社に外注しているケースが増えています。
管理組合も管理会社も資産運用のプロではありません。
保険営業マンのあなたが、“プロ“として管理組合や管理会社に“修繕積立金のための資産運用“の情報提供をしていきましょう!
✅「大規模修繕費の上昇に備え、修繕積立金の資産運用を検討する管理組合も増えてきましたよ。」
✅「(日本政府が100%出資している)住宅金融支援機構が販売している<すまい・る債>という運用商品をご存知ですか?」
✅「マンション入居者向けの(修繕積立金の資産運用に必要性など)説明も行いましょうか?」
という感じです!
これが上手くいけば保険営業界では新ジャンルの“マンション管理組合マーケット“を開拓出来るかもしれません!(このマーケットが上手くいけば入居者向けの資産形成セミナーとかも出来るかも!)
まとめ
💡 物価上昇でマンション修繕積立金が足りなくなり、管理組合が運用を考え始めた!
💡 「すまい・る債」や「融資型クラウドファンディング」などの選択肢がある!
💡今後も“マンション管理組合向けの運用商品“が生まれる可能性大!
💡 保険営業マンとして新たなマーケット(マンション管理組合マーケット)を築き上げるチャンス!(今、競合ほとんどいないはず!)
今回の情報を是非、営業活動に活かしていただければ嬉しいです!
“マンション管理組合マーケット“に是非チャレンジしてみてください!