夜間大学卒でも銀行員になれる!
前回の記念すべき初投稿↑で経歴を書かせて頂きましたが、僕は夜間大学を卒業し銀行員になりました。
今回の投稿テーマはその件についてです。
仕事でいろんな人に会いますが、学歴&経歴を聞かれると結構な確率で「夜間大学から銀行に入社出来るんですか!?」と言われます。
なれますよ普通に。
この質問をしてくる人たちは夜間大学にどんなイメージ持ってんだよ!というかこの質問、僕みたいな夜間大学卒の人間にはまぁまぁ失礼じゃないか?と少しだけ思ってます。
とは言え、これまでの人生で夜間大学を卒業された銀行員の先輩にも後輩にもあった事がないのもまた事実。
という事で今回はどうやって夜間大学から銀行への就職を勝ち取ったか?というまたまた前回に引き続きほとんどの人が興味ない話をテーマに投稿したいと思います!
夜間大学の学生さんや自分の学歴にコンプレックスを抱いている学生さんの救いになれば幸いです!
1.夜間大学ってどんなとこ?
僕が通っていた夜間大学の内容は大体こんな感じでした。
◎昼間は普通の大学!
→夜間専門の大学、という事ではなく昼間は普通の大学。学部によって〇〇学部〇〇学科夜間コースという夜に学ぶコースがある仕組み。(ちなみに僕は経済学部経済学科夜間コース!)
◎偏差値:30~40くらい
→正直、頭はそんなに良くない・・・。
◎学生の年齢層:18~65歳
→同級生に65歳がいました!あと仕事しながら勉強しに来るサラリーマンも結構いる!
◎授業の時間帯:16~21時
→基本的には卒業までの必要単位を16~21時までの授業で確保する仕組み。上限はあるが一定数の授業は昼間に受ける事も出来る!
◎学費:年間30万円くらい
→破格の安さ!ちなみに卒業までの期間は普通の大学と同じ4年間なので4年合計で120万円程度!かなり親孝行!
今思い返して一番のメリットは学費が安かった事、デメリットは退学率が非常に高い、学生の学習意欲が基本的に低い、といった点が挙げられるかなと思います。
2.なぜ夜間大学に?
そもそもなぜ夜間大学に進学したかと言うと理由は簡単!貧乏だったからです。
地元の普通高校に進学した僕は、一応3年間進学クラスに所属していましたが自分の成績に合った大学は?と考えたことは一度もありません。自分で学費を払える大学はどこ?という考えだけで進学先を探しました。
その結果見つけたのが「夜間大学」です。
3.夜間大学の就職活動の実態
僕が通った夜間大学は4年制なので普通の大学生と同じタイミングで就職活動が始まります。夜間大学の学生の就職活動は正直、厳しい戦いです!
自分の満足いく会社に就職出来るケースはかなりレアだと思います。就職活動が上手くいかず卒業後、フリーターになる人も結構います。
なぜそんなに就職活動が厳しいのか?それは「夜間大学へのイメージの悪さ」があると思います。
夜間大学と聞くと、
・学生は頭悪そう
・学生は素行不良
の2つのイメージを持たれる事が非常に多いです。というかこれは私が良く言われていた事です。
そりゃ就職活動も厳しくなりますよね?
4.どうやって銀行への内定を勝ち取ったか?
人前でもあまり緊張せずに話せるのでそもそも面接が得意だった、というのも理由の一つかもしれませんが、僕は夜間大学という【武器】をフル活用しました。
前述通り、夜間大学はイメージが全く良くありません。これをポジティブにとらえるとちゃんとした発言、行動をするだけで面接官には「こいつ、夜間大学なのにちゃんとしてるな。」と思ってもらえるという事です。
そしてもう一つ。夜間大学に進学した理由をしっかり準備する!という事も大切です。履歴書に「〇〇大学〇〇学部〇〇学科夜間コース」と書いていればほぼ100%面接官から「なぜ夜間の大学に行ったの?」という質問が飛んできます。この質問に対し、しっかりとした回答が出来ればかなりポイントは高いです!
僕の例で言うと、
(悪い例)
面接官:「なぜ夜間大学に進学したの?」
ぴあそ:「はい!貧乏だからです!」
→これは最悪です。
(良い例)
面接官:「なぜ夜間大学に進学したの?」
ぴあそ:「はい。私の家庭は経済的に恵まれているとは言えません。しかしそれでも〇〇を学びたい!そして夢である〇〇な人間になりたい!という強い思いがあり、自分で学費を払う事が出来る夜間大学に進学しました!」
どうでしょう?良い例のような言い回しが出来るとむしろ普通の大学の学生よりも熱く、優秀な人材に見えませんか?
夜間大学を武器にすれば就職活動もちゃんと戦えます!
その結果、私は銀行員になる事が出来ました!
5.まとめ
今回はかなり長い投稿になってしまいました。
僕は夜間大学に行ったおかげで今の自分があると思っています。学歴をコンプレックスと思った事は一度もありません。
今回の投稿が学歴にコンプレックスがあり就職活動に不安を覚えていらっしゃる学生さんにとって少しでも役に立てれば嬉しいです!
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