生命保険いる？いらない？論争に終止符を！
今日はＦＰ業務での話。
僕は基本的に家計見直しの相談を受ける時は資産運用と生命保険の話もします。ＦＰの皆さんはほとんどそうではないでしょうか？
そして生命保険の話になったときにありがちなのが「生命保険いる？いらない？」論争です。
この展開になると僕は心の中で「ま～た始まったよ。」と毒づきます。
今回はこの論争に終止符を打つべく、僕が思っている事を綴りたいと思います。
１．お前は超サイヤ人か！
「まだ若いから～。」「健康で病院に全然いかないんですよね～。」「日本って高額療養費制度があるから医療費掛からないですよね～。」etc、、、。
もっと凄いやつだと「僕、ガンにはならないと思うんですよ～。」「人間って簡単に死なないですよね～？」「80歳まで楽しく生きて、布団の上でぽっくり死にます。」という人も。病気にならない、ある程度歳を重ねるまでは死なないと思っている凄い自信を持ってるこの手の人種に会うと僕は心の中で「お前は無敵か？超サイヤ人か？」と叫びます。
何度か、心の声が口から出たこともあるかも（笑）
２．じゃあ保険は全部解約しましょう！
僕は相談料や顧問料とかでＦＰの売上を上げているので商品売りはしません。商品を説明して保険屋さんを紹介しようがしまいが売上にも全く関係ないので超サイヤ人にははっきり言います。
保険は全部解約しましょう！
保険に必要性を感じていないし、何より現状の家計改善には繋がるので。無駄と思っているものにお金を払い続けるのはストレスですよ、と。
漫画「ドラ〇ンボー〇」の主人公は常に危険に身をさらし大怪我なんて日常茶飯事、なんなら何度か死んでるし。にも拘わらず僕が知る限り「保険」が出てきたことはなかったんじゃないかな？死んだら仲間が世界の津々浦々でタイトル同名のボールを集めてドラゴンを出現させ「生き返らせてくれ！」の願い事でＯＫ！ケガも治って完全復活！
そうか！僕が時折出会う現代の超サイヤ人もドラゴンに生き返らせて貰えるんだ！それなら納得、、、てなるかぁぁぁぁぁ！
３．現代版【超サイヤ人】に限って、、、
さっき書いた通り、「保険は全部解約しましょう！」というと現代版【超サイヤ人】に限って「全部解約はちょっと、、、。」と急に渋りだします。
なぜ！？
「何かあった時の為に最小限は保険入っときたい。」
なんじゃそりゃ！そしたらもっと真剣に考えんかい！
４．保険いる？いらない？論争に終止符
結局、保険が自分にとって「必要！」と思うか「いらない！」と思うか。これに尽きると僕は思います。僕自身は保険に人生を助けられた経験もあるし助けられた家族も身近でしっているので保険は必要！と思っています。
以前は自分のこの経験からお客様にも「万一時に自分自身や大切なご家族を守る為に保険は必要ですよ！」と熱く、熱く語り知り合いの保険屋さんを紹介し色んな保険に加入してもらいました。
ただ、人間は「忘れる」生き物です。時間が経てば僕が人生を救われた経験を交えて保険の必要性を熱く熱く語る話は忘れられます。すると家計の中の序列も変わり、当初は「何かあった時に家族を守ってくれるお守りのようなもの」だったはずが「何も使わない、役に立ってないのに毎月（毎年）引き落とされる無駄な支出」になってしまいます。そして最終的に解約です。
そうなってしまうと今まで払ってた保険料はただの無駄な支出になるし万一の事があった時は「解約しなきゃ良かった！」と後悔する可能性があります。
保険に加入する前に「自分には保険が何故いるのか？若しくはいらないのか？」「保険に求める役割は何か？その役割は保険以外でも可能か？」等々を真剣に考えて保険を契約するかしないか決める！
これで保険いる？いらない？論争解決です！
５．保険パーソンやＦＰの役割
保険パーソンや保険販売もしているＦＰは保険の営業しますよね？それは当然です！仕事だから。その成果で収入を得て生活しているのだから。
でも、敢えて言いたい。保険の知識がある売り手側は以前の僕みたいに保険の必要性を一方的に熱く語り、お客様をその気にさせ、保険を契約する存在ではありません。
豊富な知識や経験に基づきお客様に寄り添い、保険の必要・不要を判断する為のアシストを行う、そして必要と判断された方にはどのような保険が合ってるかを案内する。それが売り手側の本当の役割であるはずです。
そんな人にこそ自分に万一があった時、大切な家族の事をお願いしたい！と思う人が多いのではないでしょうか？
保険営業の仕事としては遠回りかもしれませんが、結果としてお客様からの信頼も厚くなり紹介も増え売上も上がるはずです。
僕自身もそうだったので間違いありません！
生命保険パーソン向けに役立つExcel作りました！↓是非お役立て頂くと嬉しいです！
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