ワンピース素人がワンピースの映画をアマプラで観た
恥ずかしながら、当方のワンピース素養は「ルフィ!麦わらの一味!海賊王に俺はなる!ゴムゴムのなんとか!イソップかウソップ!声の高い小さな鹿!ゾロ!それとほとんど同じ顔面偏差値の眉毛くるりん男!ナミ(巨乳)!そのほかも女はなぜか巨乳!以上!」だったのだが、夫と娘はワンピースをそこそこ見ているので、その付き添いで観た。
ざっくりとした感想だが、まずはサンリオピューロランドのキティちゃんミュージカルとディズニーパレードに始まり、エヴァの設定と煉獄さん出てくる映画の設定を軽くブレンド、そこにアンパンマン映画とクレシン映画の展開手法を素早くシェイクさせ、最後は全員プリキュアになって、元気玉レベルの技を全員が順番にぶっ放して、やっぱりプリキュアみたいに「みんなの!ちからを!ひとつに!」ってなって、気付いたらウタちゃん死んだ。
途中、「これは絶対ウタちゃんのお父さん的な人(名前は失念したが、夫と娘曰く、かなりの重要キャラクターらしい)が、昔歌っていた子守唄を歌う回想シーンが挿入されるに違いない」と声高に叫んでいたら、まさかの本当に挿入されて、「ママってエスパーなの?!観たことあるの?!すごい!!」と食卓が湧いた。
広告代理店とテレビ局と出版社とスポンサーと事務所が一丸となってadoちゃんをこき使い、彼女の類稀なる能力と数字を奪い合う、その模様がウタちゃんと重なって非常に感慨深かった。