
メトロノームに合わせられないとき
我が子のピアノ練習をサポートしていて初めてわかったこと。「小さな子どもは自分の演奏をメトロノームに合わせられない!」
今回は小さな子どもが自分で演奏をメトロノームに合わせられないときの解決法と、グッズの選び方のお話です。
ママには合わせられる
はじめて娘がピティナ・ピアノコンペティションに挑戦したときのこと。娘5歳。
自宅練習で娘はどうしてもメトロノームに演奏を合わせることができませんでした。大人にとっては簡単に思うことでも、子どもにとっては難しいことなんですね。
習っているピアノの先生に「メトロノームに娘が自分の演奏を合わせられない💦」とご相談したところ先生は「小さい子は難しいですよね。ママの手拍子には合わせられるから、ママがメトロノームを聞きながら横で手拍子をしてあげてください」と教えていただきました。
すると「音が鳴っている」ということはメトロノームでもママの手拍子でも同じなのに、なぜかママの手拍子には娘は演奏を合わせることができたのです!びっくり!メトロノームとママの手拍子、何が違うんだろう?
メトロノームがわりに
そこで、ずーっと娘の横で手拍子をしていたのですが、すぐに手が真っ赤に・・・。翌日100均へ行ってカスタネットを購入しました。片方が青、もう片方が赤の一般的なカスタネットです。
素材は、私はプラスチックの音が好みではないので、木でできたカスタネットを入手。ところが、私があまりに強く叩きすぎるからか、長時間カスタネットを酷使したからか、なんと叩いている最中にカスタネットが真ん中でパックリ割れてしまったのです!青や赤の色が塗ってあったので見えずらかったのですが、よーく見てみると、木製なので年輪の境目で割れていました。
カスタネットの選び方
その後も色々なカスタネットを買い続けて試した結果、割れにくいカスタネットの見分け方が判明!
ポイントは「年輪」。年輪が、カスタネットの縦に入っていると割れやすく、下の写真のように丸く入っているものは丈夫!!写真のカスタネットは、私が全力で叩きまくって使いましたが長年使っても割れることなく今でも健在です。

カスタネット以外にもトライアングルや太鼓などいろいろな楽器を試してみましたが、持ち運びがしやすく使い勝手がいいのはカスタネットでした。
いまでは、娘も自分でメトロノームにあわせて演奏できるのでカスタネットの出番は我が家ではなくなってしまったのですが、写真のカスタネットは愛着が出てしまい、何でもポンポン捨てまくる私ですが、ずっと手元に置いています。まさしく、練習の汗と涙(私の)が詰まった思い出の品。
他にも、練習に使った便利アイテムがあるので、また別の機会にお話ししますね。