時短で譜読み3つの基本
大人の習い事教室ノムランド
ピアノ講師の野村浩実です。
30代からのピアノ初心者さんにオンラインでレッスンをしてます。
今回はこれからピアノを始めようと思っている方に
楽譜の読み方の基本をお伝えします。
ピアノを弾くには楽譜を読むか、
音楽を聴いて耳コピをするかですが
どちらが簡単でしょう?
前者の方がどんな曲でも弾けるようになります。
でも楽譜を読むのは難しそう
めんどくさそう
と、思っていませんか?
そんな方に
1 鍵盤に慣れる
2 ドレミはたったの7音
3 楽譜が読めないと損?
1 鍵盤に慣れる
どういうこと?と思われたかもしれません。
黒い鍵盤と白い鍵盤が規則正しく並んでいます。

黒い鍵盤が2個(ピンク)、3個(ブルー)と代わりばんこに並んでいます。
ピンクの左端がド、ブルーの左端がファです。
そんなの知ってる!
と思った方に
問題です。
アコースティックピアノにはドがいくつあるでしょうか?
正解は画像のピンクの数ではないです。
鍵盤の右端もドなので全部で8個です。
左から4番目のドが真ん中のドです。
五線で表すと

ドがどこにあるか?
どの右隣は?左隣は?
位置を覚えると良いです。
2 ドレミはたったの7音
日本語は50音
アルファベットは26音
ドレミはたったの7音です。
高い、低いはありますがこれなら覚えられそうでしょう?
ドレミファソラシはイタリア語
日本語ははにほへといろ
英語はCDEFGABC
と読みます。
ドレミだけ覚えれば良いのでは?と思いましたか?
ト音記号の意味を知ってますか?

ト音記号は下から2本目の線から書き始めます。(第2線)
ここがト(ソ)ということをお知らせしています。
同様ヘ音記号は下から4本目の線から書き始めます(第4線)
ここがへ(ファ)の音です。
いつもドから数えないでも良いということです。
将来自分で伴奏がつけられるようになると良いな〜と思っている方も
いらっしゃると思います。
ギターの楽譜などにもCとかGとか書いてあ利ますが見たことありませんか?
ピアノも同じです。
これが英語読みがわかるとコードもわかります。
それからこんな覚え方もあります。

下から順番にファ・ラ・ド・ミです。
3 楽譜が読めないと損?
楽譜を読まないでピアノを弾くということは耳で聞いて真似をするということです。
メロディーだけならともかく全部聞いて覚えるんですか?
逆にすごいです。
絶対音感ないし・・・
無理です!
初心者さんは音の数が少ないので何人かと一緒に演奏をすると楽しいです。
音がたくさんになって豊かになります。
でも練習するときに楽譜が読めないと、
何小節目から弾いて。と言われても何を言っているのか分からないとなります。
楽譜の読み方を習って損をしたという方は一人もいませんが
もっと早く習っておけば良かったと思う人はとってもたくさんいます。
実際に楽譜を見てみましょう。

楽譜を見たら1個ずつドレミを読んでいく方がいらっしゃいます。
始めの音はFACEで考えるとCの上になりますのでレですね。
その次は離れているのでチェックします。
ト音記号の始まりなのでソですね。
その後は隣の音を5個弾いていきます。
そしてまた離れているのでチェックしますが、さっきの音と同じですね。
ト音記号の始まりの第2線ですのでソとなります。
1個ずつ読むわけではなく線と間と音が続く時は隣の音を弾いていけば良いですし、
1線3線5線と続く時は鍵盤を1個飛ばしで弾きます。
コツさえわかれば意外と簡単なんですよ。
you tube でもお伝えしています。
動画を見ながらの方がわかりやすいかも知れません。
そちらも参考にして下さい。

初心者向けのレッスン動画も販売しております。
