知ってると差がつく6つの指使い
ピアノ講師の野村です。
ピアノ初心者さんは
弾ければ指使いは何でも良い、
と思っている人、結構います。
指使いはなぜ重要か
1 音が滑らかに聞こえる
2 手が小さくても途切れずに聞こえる
3 指や腕に余計な負担がかからない
4 指使いに慣れると難しい曲もスラスラと
譜読みできるようになる
という利点があります。
指の番号は
親指から1,2,3,4,5と決まってます。
両手とも同じです。
初心者用の楽譜には指使いが書いてありますから
その通りに弾いていただければ大丈夫。
でもなぜこの指になっているのか分かった方が
脳に刻まれるようです。
基本の6つの指使いについて説明します。
1指くぐり
2指こえ
3指開き
4指寄せ
5指変え
6ポジションチェンジ
1 指くぐり
おもに人差し指や中指の下を
親指がくぐります。
音階の上りに使われていますね。
2 指こえ
親指の上を人差し指や中指が越えて弾くことです。
音階の下りに使われます。
3 指開き
指と指の間を広げて移動することです。
4 指寄せ
となりの指を使うのではなく指を寄せて弾きます。
例えば親指の隣を薬指で弾いたりすることです。
5 指変え
同じ音が続くとき同じ鍵盤を
違う指で弾き替えることです。
連打する時がそうです。
6 ポジションチェンジ
指使いとはちょっと違いますが
場所を移動することです。
ドレミファソの場所から
ソラシドレの場所に移動したりすることです。
頻繁に起こりますね。
自分で指使いを考えるのはなかなか難しいです。
なるべく書いてある楽譜を使用するのが
おすすめです。
まとめ
●指番号を見ながら弾くと
ドレミを見ながら弾くより早く弾けるようになる
●いつも同じ指使いで弾く習慣をつけると効率の良い練習になり
時間短縮で早く上達します。
youtubeの動画で具体的に説明をしています。
これを見ながら練習してくださいね。