宇宙の果てには何がある?
手塚治虫さんの漫画だったか何かの映画だったか忘れたのだけど分子原子素粒子と極小の世界を覗いていくとそこに宇宙が広がっているというイメージが子どもの頃に衝撃的だった。
でも、今なら、もしそうやって無限の宇宙を何周かしたなら、どうしたってどこかの星か大陸か人か細胞か素粒子に着地するように思う。
あの星が良かったとかあの遺伝子最高とか。
だって生きてるから。
この身体に、この日々に閉じ込められているから。
そしてソコが、底が。意志の始まりだ。
それがアートの始まりだ。
Artificial だ。
芸術家たちは日々せっせとその根源を、11次元に折り畳まれたそのヒモをせっせせっせと紡ぎ出し、宇宙を作っているのだ。
それで僕はといえば
未だ志ざし在らず。
だなぁ。
令和3年9月3日 秋だなぁ